2023年12月 8日 (金)

ザ・ペンシルパズル 2024

 10月発売のニコリ別冊ザ・ペンシルパズル(PP)2024をようやっと解き終わった。パズル・ザ・ジャイアントVol.36をやっつけてから取り組んだので、かれこれ2ヶ月近くかかっている。お世辞にも早いとはいえないが、とりあえず本誌12月号到着には間に合ったのでよしとしよう。

 毎年1冊出るこのPP、現在の様式になって5年目で、本号はレギュラーパズル10種が計257題掲載されている。内訳は以下の通り。

・ダブルチョコ(S16,M8)
・ナンバーリンク(S16,M10,L1)
・ぬりかべ(S16,M10,G1)
・ましゅ(S16,M10,G1)
・フィルオミノ(S16,M6,G1)
・チョコバナナ(SS4,S16,M1)
・へやわけ(S16,M10,G1,SG1)
・ヤジリン(S16,M10,G1,SG1)
・スリザーリンク(S16,M15,G1)
・カックロ(S3,M16,G1)
S/M/L/G(ジャイアント)/SG(スーパージャイアント)は盤面サイズ(ナンバーリンク、スリザーリンク、カックロ以外は定型)

 このうち、ダブルチョコ・ナンバーリンク・へやわけ・ヤジリン・スリザーリンク・カックロの6つは5年間連続して掲載されているので、バリバリの人気レギュラー枠とみていいだろう。それ以外のエントリは以下のようだ。

・2020 ペンシルズ・美術館・ましゅ・(ミッドループ)
・2021 ペンシルズ・ましゅ・フィルオミノ・(ドッチループ)
・2022 シャカシャカ・ぬりかべ・(チェンブロ・ドッチループ)
・2023 スラローム・美術館・(チョコバナナ・チェンブロ)
・2024 ぬりかべ・ましゅ・フィルオミノ・(チョコバナナ)
カッコ内はニューパズル枠

 ニューパズル枠を除くと、ましゅが3回、ペンシルズ・美術館・ぬりかべ・フィルオミノが各2回、シャカシャカ・スラロームが各1回となっていて、このあたりが準レギュラーという位置づけなのだろう。数独は別格としても、波及効果、ひとりにしてくれ、四角に切れ、ぬりめいず、ノリノリあたりが出てこないのがちょっと意外だ。

 それはともかく、今号で気になった作品は、まずダブルチョコ19、大技はないものの細かい切片で考えさせられる。ナンバーリンク27、数字ペアの動きが美しい、ペアで動く部分が多く複線ラインが決まるので難しくはない。ぬりかべ27、結構難しい。ましゅ27、細かい折衝がめまぐるしくつい間違え、破綻した。フィルオミノ22、末端処理の連続がおもしろい、最後も小分割。チョコバナナ18、一瞬どこから手をつけていいか考えた、こういうことできるんだ。へやわけ16、分断縛り不使用が斬新。ヤジリン27、これも結構難しくてあえなく破綻。スリザーリンク30、なぜか解きにくい。カックロはあまり特徴ない感じ。巻末のSG(ヤジリン、へやわけ)は、いずれも大判の特性が生かされていておもしろかった。特にへやわけは、盤面一杯に波及する大技が見事。

 

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ザ・ペンシルパズル2024

 

2023年12月 1日 (金)

愛宕神社

 愛宕神社という名前の神社は各地にあるが、全国に約900社もあってその総元締めが京都の愛宕山なのだそうだ。ぼくが行ったのはもちろんそっちではなく、北海道の片田舎、新篠津村にある愛宕神社だ。新篠津村といっても当別町との境に近く、何かと話題の北海道医療大当別キャンパスから歩いて30分ほどのところにある無住の小さな社だ。なんでこんなところに愛宕神社があるんだろう。

 北海道神社庁のwebページによれば、1895(明治28)年に武田某が愛宕神社の御神体を奉斎してこの地に入植したのが始まりというから、由来は古い。武田の名前はこのあたりの地名に今も残っていて、三角点「武田東」を探訪した話はすでに書いた。創立は不明ながら神社は大正初期よりあったということだ。農地の中にぽつんとあり、鳥居があるから神社とわかるものの、社殿は神社らしくない。正面に愛宕神社と揮毫された古さびた扁額が架かっている。

 ついでながら、社のすぐ北隣に民家があり、その軒先の植込みの中に「武田」という三角点がある。ちょっと覗いてみたくなるが、さすがに個人の住居の窓下まで無断ではいり込むわけにもいかず、さりとてわざわざ訪いを入れるのも迷惑な話だろうから、やめておいた。

 

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鳥居

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社殿

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扁額


位置図

2023年11月28日 (火)

四等三角点「武田東」

 新篠津の三角点歩き後半の最後は、「北四号」からさらに西へ1キロほどの「武田東」。ここまでくればもう新篠津市街よりも北海道医療大駅の方が近い。探訪日は同じく2023年10月13日。

 「北四号」まで歩いてきた道を北四号(道路の名前)との交差点(K地点)までもどる。交差点を右折、すなわち篠津運河の橋の方から来ると直進する方向(西方)へ進む。2ブロック先の農道交差点を右折する(L地点)。すぐに左に農家があり、右の林帯の先の小径の横に黄三角標識ポールが立っていて、根元に三角点がみえる。

 点の記によれば、ここは1989年の設置。新しい四等点によくある4個の保護石ごと上面舗装枠で固定されているタイプ。点名の「武田東(たけだひがし)」は、このあたりの古くからの地名である武田の東部に由来する。

〇四等三角点「武田東」
 北緯 43°13′50″.3503
 東経 141°35′19″.0637
 標高 (m) 8.07

 

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「北四号」への分岐交差点から西方向(K地点)

231128b
2ブロック先の交差点(L地点)

231128c
右折した北方向(L地点)

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右手の小径の脇(矢印位置に三角点)

231128e
分岐からみる

231128f
全景

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標石

231127z_20231128175101
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

 

«三等三角点「北四号」

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