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2010年1月 6日 (水)

「名ばかり大学生」

ここは別に読書ブログじゃないんだけど他に話題はないのかい(笑)。
この本、結構あちこちで話題になっていたので読んでみたけど、なんかなあという感じ。精一杯とんがってはみても、そういうあんたの見方も一面的なんじゃないの。大学入試が諸悪の根源といわれてもなあ。入試制度なんて大学教員はおろか大学独自の裁量ですら変えられるものじゃない。欧米のように入口を広げて卒業者を厳選せよなどとよくいう人がいるが、定員を超えて入学させると文科省から予算削減のペナルティを食らうのでそんなことはできようがない。
いまの大学生のできの悪いのは事実で、それは初等中等教育の不備でもあり大学の責任でもあるのは確かだけど、諸悪の根源はもっと大きなシステムの問題だろう。政治が悪いといってもいいかもしれない。そういう日本に誰がした、といわれればむろん国民みんなの責任ではあるのだ。というふうに責任の所在を発散させてしまうと誰もが自分の責任ではないというようになる。ではなくて、誰もが自分の責任だと自覚しなければならないのに。
だから、こんなふうにあんたが悪いと本に書いてるだけでは問題は解決しない。日夜がんばっている大学教員はぼくのまわりにもいっぱいいるよ。

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