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2010年3月30日 (火)

「週刊東洋経済」

週刊東洋経済?なにその雑誌。ふだんなら気にとめることもない週刊誌だけど、「鉄道新世紀大特集」というのを地下鉄の中吊広告でみて興味を惹かれ、翌日の発売日に地下鉄ホームの売店でみかけてつい買ってしまった。札幌での毎日の通勤ではまず知ることもなく過ぎてしまったはずのものが、たまたま東京にいたせいで手にすることになる。広告おそるべし。
総力特集76ページと大々的な触れ込みだけれど、中身はというとまあ所詮は経済誌なのでそれなりだった。週刊誌にしては高い750円の価値は疑問。
中で興味深かったのは、各線区の営業係数の推計値の一覧表。100円かせぐのにいくらかかるかという営業係数は現在は公表されていないので、ここの数値は推計値でどれだけ根拠があるのかわからないが、全国を網羅した最近のデータは見たことがない。
JR北海道でいうと最高が千歳線123.0、最低が留萌線211.8。意外と差が少ない。というかたぶん千歳線は実際はもっと収支はよさそうだし、留萌線に限らず日高線だの釧網線だのは本当に営業係数が100台なのだろうかという気がする。
他社をみると、JR東では最高が山手線57.1最低が岩泉線353.9、JR東海は東海道新幹線51.1から名松線517.9、JR西が東海道線(米原-神戸)73.1三江線264.7、JR四国が本四備讃線(児島-宇多津)116.4予土線189.9、JR九州が鹿児島線96.4吉都線150.4。
参宮線が406というから岩泉線以下だし、高山線(岐阜-猪谷)が306.1で三江線以下とかちょっと信じがたい。北海道、四国、九州の三島会社は予想より係数がよく、東日本や東海などは総じて係数が悪い。となると単に各線区だけの収支になっているのだろうかという疑問がわく。JR以外も、三セク各線とか、地下鉄、市電などの数値もでているけれど、こうしてみるとまあ話半分だろうな。

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