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2010年4月29日 (木)

リアル書店

 NHKいうところの大型連休初日は、あいにく雨風の悪天。家人と所用ででかけ、1時間ほどひとりで空き時間ができたので、久しぶりに紀伊國屋書店へ。
 まずは通勤途上の書店では品切れしていた、今年の本屋大賞受賞作「天地明察」を入手。なんとか賞受賞作というようなメジャーな新刊は普通は避けて通るのだけれど、この作品からは飯嶋和一の名作「始祖鳥記」に似た匂いが漂ってきて興味を惹かれた。
 その後、岩波新書コーナーに移動。パラパラ近刊書をみているうちに、「折々のうた」シリーズが並んでいるのに気づく。全作索引があって、茅舎の「朴の花猶青雲の志」の句を引き、「第十折々のうた」に収載されているのを突き止めた。新聞記事で見て以来の再会だった。こういうことはネット書店で探してもみつからない。リアル書店の底力を感じる。
 1時間ほどの待ち時間を書棚ブラウジングと立ち読みでつぶそうと思っていたが、これだけ収穫があるともう早く読みたいという気になる。もらった100円割引券をもって2階のイノダコーヒに移動。窓際にずらりと並んだカウンター席に落ち着いて残りの30分をまったり頁をめくって過ごす。
 本屋は楽しい。ほんとに楽しい。ぼくとしてはいつもざわざわしている駅前の紀伊國屋よりも南1条のジュンク堂の方が落ちつけて好みなんだけど、場所が悪くてなかなか行く機会がない。でも、通りを見下ろす落ち着いたカウンターでコーヒーをすすりながら買ったばかりの本に目を通すという楽しみはここならでは。貴重な休日をなんのエクササイズもできずに終わってしまったけど、これはこれでよかった。

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