« 男女同権 | トップページ | 市原メモリアルシンポジウム »

2010年6月17日 (木)

地下鉄で貨物輸送

 青函トンネルで高速の新幹線列車と足の遅い貨物列車を共存させるアイディアとして、狭軌の貨物列車ごと標準軌車両に搭載して運ぶトレイン・オン・トレインというのが実験されているが、こちらはずっとささやかな札幌市営地下鉄での貨物(というか荷物だろうけど)輸送の話題。
 ささやかとはいっても、すごいこと考えたものだ。地下鉄の営業車両に荷物輸送台車ごと載せてしまおうというのだから。「市東部のヤマト運輸の輸送拠点から市中心部の集配センターの約10キロを結ぶ3便のトラック輸送のうち、1便を市営地下鉄新さっぽろ―大通の輸送に切り替える」とのこと。で、「一度に運ぶ荷物は台車(長さ90センチ、幅60センチ、高さ90センチ)の1~4台分程度で、地下鉄の一般車両に台車のまま持ち込む。」ということだ。
 8月下旬に2週間程度試行するらしいが、なんか不思議な光景が繰り広げられそう。乗客が乗っている旅客営業車両に仕切りもなく積み込むのだろうか。それとも昔のローカル線の荷物輸送みたいに車両の一部を幕で仕切るのだろうか。停車時間が限られているから台車の乗降に人手がいりそうだし、ホームへの出し入れもエレベータがあるとはいえ貨物専用ではないから乗客とバッティングするだろうし。そもそも台車4台ていどでトラック1便分になるのか。早朝などの閑散時間帯を利用するのかな。
 などなど考え出すと、こんな珍妙なこと宣伝効果は別として割に合うとはとうてい思えないんだけど。「全国初の試み」って、そりゃそうだろう。「温室効果ガスの排出削減や渋滞解消が狙い」だそうだけど、どこまで本気でそんなこと考えているのだろうか。

« 男女同権 | トップページ | 市原メモリアルシンポジウム »

鉄道」カテゴリの記事

CLICK !

  • おもしろ有機化学ワールド



twitter

2022年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ