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2010年8月11日 (水)

「インシテミル」

★★★★☆。
 中国行きの飛行機の中で半分くらい読んで、帰りに少し読んで、帰着して残りを読んだ。
 いわゆる「雪の山荘」もの。荒唐無稽のありえないシチュエーションだが、ぼくはとても楽しめた。わくわくするような設定。12人が閉じ込められる暗鬼館のつくり。もうそれだけで星四つ分くらいは約束されたようなものだ。しかも文章も悪くない。これで結末が納得いくものだったら大傑作なのだが。
 難しいよね~、こういうトリッキーな作品で万人をといわずとも大半の読者をほほぉーと思わせるような締めくくりを考え出すのは。まあ健闘しているとは思う。最後に明かされる主たる犯人の動機も納得できるし、凶器入替えトリックも秀逸。そして何より最初の仕掛けにはなるほどと思わされた。でも、一番怪しげな人物が最後まで謎だったり、消化不良の部分が多分に残るのは否めない。
 この作者、ぼくは初見だけど結構有名なんだよね。二重丸つけとこう。

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