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2010年9月11日 (土)

「セカンド・ウィンド1」

★★★★☆。
 お待たせしました(誰も待ってないっ)。でも、「サクリファイス」を読んだからにはここへ来るのは必然。似ている。おかしくなるくらい似ている。自転車小説ってみんなこうなのだろうか。もちろんストーリーもシチュエーションもまるで違うのだけれど。主人公の溝口洋が白石誓の若い頃といわれても全然違和感がない。
 青春まっただ中。しかも中学生。これだけでおじさんとしてはちょっと引いてしまうのだが、読み始めたら一気呵成。爽やか、夏空の雲のよう。ニコニコわくわくして読んでしまった。小説として深みがなく起伏には乏しいし、また善人だらけでハラハラする場面も皆無。多恵とのからみも、もうちょっと何とかしろよとか思うけど、あれはあれでいいのだ。そして、女教師山田、ちゃんとした名前ないんかい。いやあ会ってみたい。ぼくのタイプに違いない(笑)。重たくて悲しいばかりが小説じゃない。たまにはこんなのを読んでスカッとしたいよな。無性に自転車に乗り、あるいは駆け出したくなる。
 人によっては何これ、どこが★4個なのってものかもしれない。だけど、なんでこれが★5個じゃないの?と思った人がいるとしたら、これはその人のための小説だと思う。ぼくが中学生なら文句なく満点をつける。すべての中学生、あるいは中学生の心をもった大人たちにおすすめの一冊。
 肝心のレース直前で終わってしまって次へ続くとなっているけれど、これはこれでいいのだろう。結果がどうこうという小説ではないのだから。続編は高校生編ということなのでそれはそれで別の物なのだろう。そっちの評価はまた読んでから。
 今日のランニング。10.5 km/71 min。今月の累計距離 47.6 km。

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