静岡圏の電車
例によって旅行メモ他の整理。これがなかなか楽しい。行く前の準備の楽しみ、行ってる間の楽しみ、帰ってからの整理の楽しみ、と旅には3つの楽しみがあるとはよくいわれることだ。
仙台はともかく、静岡圏の鉄道は通りすぎるばかりでほとんど乗降したことがなかったので結構おもしろかった。まず気がついたのは、静岡駅のコンパクトさ。政令指定市の中心駅なのに在来線が2面4線、新幹線が対向2面であわせてもホームが6番線までしかない。新幹線はともかく、在来線は分岐線がないのと始発終着列車が少ないせいだろう。というか逆にこの配線では列車をスルーさせないとホームがパンクしてしまう、といった方が正しいかもしれないが。
データイムはほぼ10分間隔で列車が設定されていて、フリークエンシーは十分だ。今回の学会会場は東静岡駅近くだったけれど、これくらいなら時刻表なしでも不便を感じないし、タッチの差で乗り逃がしても腹が立たない。
おもしろいのは列車が熱海~島田と興津~浜松の2種類あって、それぞれが20分おきに交互に設定されていること。つまり、興津~静岡~島田間は10分間隔だが、その外側の熱海~興津、島田~浜松は20分間隔になっている。ただし、東側は富士以東、西側は掛川以西には区間列車があるので20分間隔の閑散区間は富士~興津と島田~掛川ということになるが。
興津と島田が境界になっているのはなぜだろう。西側の島田は静岡空港最寄り駅だから、ではないだろうな。たぶんその先は大井川なので旅客流動が下がるのだろう。実際大井川を越えた次の駅の金谷は大井川鉄道分岐駅だけど、山中の小駅という記憶がある。しかし東側の興津がわからない。興津といえば内田百閒を思い出す。阿房列車の時代には風光明媚で百閒お気に入りの地だったのだが、まさか内田百閒に敬意を表したわけでもあるまい。
わからないので行ってみたが、何の変哲もない駅で、今や海岸線には1号線静清バイパスが走り百閒当時の面影はまったくない。たぶんその先の由比、蒲原方面は静岡市域ではあるものの、途中は薩埵峠を越える海岸線で人家が途絶えるせいだろう。
今日のランニング。18.6 km/119 min。今月の累計距離 18.6 km。
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