« 叡知 | トップページ | 時刻表12月号 »

2010年11月21日 (日)

「あんじゅう」

★★★★☆。
 ぱんじゅうならおいしいけど、あんじゅうって何だろう。読んでいってわからず、「暗獣」まで読み進んでもわからないのだからあきれる。ああ、あんじゅうなのか。
 しかし、宮部みゆきが書くとあやかしまでがこんなにも可愛い。もうちょっと可愛らしい名前がないものか。暗獣ではさすがにかわいそうでは。<くろすけ>ではだめなのかな。ジブリ映画と重なるからだめなんだろうか。空き家の精というモデルはまっくろくろすけじゃないのかな。
 でも、やさしいよねー、新左衛門さんと初音さん。ほのぼのとしてくる。特に、少女のような初音さん。いくつになってもこういう可愛らしい女性って素敵だなぁ。それだけにこの別れのシーンが哀しく、読んでいても辛くなる。「なあ、くろすけよ。寂しいか。私も寂しい。」から始まる11行にもらい泣き。
 可愛いといえば、「逃げ水」のお旱さんがまた可愛い。神様が拗ねるかね。新太がお旱さんの顔を見たときのことをおちかに語るラストシーン。いやあたまんないよ。水瓶空にしてもいいからうちに取りついてほしいよ(笑)。
 この三島屋変調百物語、もちろん水準は抜いているけれど、やはり二番煎じ感は否めない。他の2話はまあこの作者にしてみれば可もなく不可もない。こんな厳しい評価になってしまうのは宮部みゆきならではなんだけど。でも、青びょうたんの若先生が今後三島屋とどうかかわっていくのかにはちょっと興味があったりして。

 今年は異常だ。11月に100キロ越えたことなど記憶にない。
 今日のランニング。20.3 km/128 min。今月の累計距離 100.9 km。

« 叡知 | トップページ | 時刻表12月号 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

CLICK !

  • おもしろ有機化学ワールド



twitter

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ