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2011年3月28日 (月)

三陸縦貫線

 明るい話題がない。最近のニュースはまだまだ福島原発一色だ。そのせいで本来の地震津波被害は過去形で語られるようになってしまっている。もちろん済んでしまった地震・津波に比べて、原発事故は現在進行形の被害拡大中だし、影響の大きさという点でも格段だから仕方ないけれど。
 それはそれとして、ぼくとしては鉄道の被害や復旧状況がやはり気になる。特に太平洋岸の鉄道路線。助手時代だからもう25年以上前のことになるが、出張の帰途に東京から鉄道で札幌まで帰ってきた旅行記を助手会報に寄稿したことがある。当時は当たり前のように鉄道出張をしていたけれど、そのときは幹線ルートの東北本線ではなく、常磐線から太平洋岸の三陸縦貫線を通って普通列車を乗り継ぎ、途中2泊して帰ってきた。のどかな時代だ。
 東京からいうと、常磐線、東北本線、石巻線、気仙沼線、大船渡線、三陸鉄道南リアス線、山田線、三陸鉄道北リアス線、八戸線、東北本線というルート。その先は青函連絡船という時代だったのだが、それはともかくまさに津波被害甚大な路線ばかりだ。このルートで今日現在復旧して列車が動いているのは、上野~土浦、宮古~田老、陸中野田~久慈、階上~八戸~青森、たったこれだけだ。気仙沼線、南リアス線、山田線なんかは駅からすぐに泳ぎに行けそうな風光明媚な海岸線の連続だったから、どれだけの被害なのか想像に余りある。復旧するにしても相当先の話だろうな。
 そして、ひょっとしてもっと重症かもしれないのが常磐線だろう。福島第一原発から2.3キロほどのところを線路が走っているのだから、当分近寄ることすらできそうもない。こちらは相当の長期戦になりそう。ひょっとして大きく迂回した新線を建設しないとならなかったりして。まったく原発事故は余計だったよな。

110328 JR東日本webページより(http://www.jreast.co.jp/pdf/saikaijoukyou.pdf

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