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2011年3月20日 (日)

「しのぶセンセにサヨナラ」

★★★★☆。
 柳の下にドジョウは...、とはよくいうけれど、確かに2作目はむずかしい。それを知ってか、賢明にも東野圭吾はこれでおしまい宣言をしたのだろう。
 この本が悪いというわけではない。しのぶセンセとその取り巻きの織り成すドタバタは健在で、大阪弁のやりとりのおかしさも変わっていない。だけど、前作から3年後という設定で、しのぶセンセの教え子だった鉄平や郁夫ももう中学生。ちびまる子ちゃんのようにいつまでも学年が変わらないで続くのならともかく、これではもう続編は書きにくかろう。ぼくは結構しのぶセンセ好きだったので残念だけど。
 ドタバタの短篇が6篇。ミステリ仕立てではあるものの筋書きはどうこういうようなものではなく、単純にしのぶセンセを中心とした大阪弁の会話や周辺のやりとりを楽しめばいいものだろう。ただ、その中では「しのぶセンセの引っ越し」が泣かせる。いい話だなあとぼくは思った。
 それはともかく、新藤刑事の押しの一手にしのぶセンセは陥落寸前。このあとどうなるのかなあというのは興味深々なんだけど、きっとハッピーエンドなんだよね。そこだけがちょっと気がかり(笑)。
 今日のランニング。16.0 km/110 min。今月の累計距離 68.4 km。

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