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2011年7月 6日 (水)

ふるさと

 帰るふるさとがある人はうらやましいと思う。うちの学部は8割以上が道外生なので自宅生は少ない。ぼくの学生時代はその数少ない1人だった、というかぼくはこの街で生まれ育ったので、国外に出ていた2年間を除いてずっと生まれた街に暮らしている。ただ、生まれたのは円山でそこで約20年暮らした後、市内をあちこち移動して20年前から今の家に移り住んだから、同じ市内でありながら、子供の頃から学生時代前半を過ごした円山がしいていえばふるさととなる。その円山地区を1年に1度だけ訪れる機会があり、それが今年は今日だった。
 などというと思わせぶりなことを書いているが、円山公園バスターミナル近くのクリニックで毎年この時期に人間ドックを受診しているというだけのことだ。その内容は昨年ブログに書いてしまったので重複しては書かない、ので仕方なくこうして周辺雑記を書いているわけ(笑)。毎年来ているとはいっても、例年は地下鉄だったり自転車だったりで通りすぎてしまうので、今日はしばらくぶりに30分ほどかけて大学まで歩いてみた。
 住宅街の大通りに蟠踞する北海道神宮の鳥居。バス停の名は今も第一鳥居前。その脇の円山小学校は母校だ。「桜花咲き風匂う、名も円山の学び舎に...」という校歌は今でもちゃんと歌える。が、校舎が近代的に一新されていていびっくり。いつ建て替わったのだろう。そこから懐かしい北一条通りを経て生家があった界隈へ。もちろん40年近くも経っているので住んでいた当時とは何もかもが様変わりしている。だけど、昔からの屋号、道の曲がり具合、古い家、ちょっとしたところに、全く見知らぬ街とは違った懐かしい肌触りがちゃんと感じられる。ああ、これがふるさとということなんだなと少しうれしくなる。
 元の家があったところは、一時小さなビルが建っていたが、今日前を通ると周囲を含めて更地になっていた。そこだけ切り取ってみると、なんだかずいぶんのどかな景色に見える。40年前は家が建て込んでいたのに妙なものだ。

D1000029

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