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2011年9月 9日 (金)

ベートーベンチクルス

 そうかチクルスってcyclesなんだと初めて知った。待ってました。尾高忠明による札響ベートーベンチクルスが今日開幕。これから12月まで第9特別演奏会のほか4回の定期で全9曲の交響曲が演奏される。今夜の第1回は1番と7番。
 ベートーベンの交響曲はさすがに全曲何回も聴いているので親しみがある。ここ2日ばかり睡眠不足が続いて疲労困憊の金曜日だったけれど、居眠りするどころではなかった。最初の1番は気のせいか音が若干合ってないように感じたのが、だんだんよくなって7番はさすがだった。この重機関車が息も継がずに疾駆するような圧倒的な迫力のフィナーレ。何度聴いても鳥肌が立つ。第9のフィナーレもすごいが、これはまさに双璧だろう。
 尾高のベートーベンチクルスは2002年に続いて2回目だ。もちろん前回もちゃんと聴いた。が、ぼくにとって札響のベートーベンシリーズといえば何といっても山田一雄のやつ。1989年4月の7番に始まって1991年5月の9番まで8曲を演奏してあと一歩というところで山田がその夏に急逝して未完におわった。札響定期がまだ厚生年金会館でやっていた頃だ。忘れられないのが3番エロイカの演奏。これがもう絶品。今でもありありと感動を思い出せる。雄渾勇壮でありながら妖艶。エロイカだからエロいか?といわれたって本来そんな曲ではないのだけれど、これが山田一雄の手にかかるとなんとも色っぽいんだよな。80近いじいさん(失礼)の振る棒とは信じがたい名演。ベートーベンの9曲の交響曲の中で、第9は別格としてこの3番をぼくが一番好きなのは、まぎれもなくこのときの演奏の影響だ。
 その大好きな3番は今回のチクルスでは次回10月の定期で演奏される。だがしかし。ちょうどその日は所用で高知に行くことになっているので、残念ながら聴くことができない。う~ん残念無念。

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