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2011年9月 3日 (土)

「探偵倶楽部」

★★★☆☆。
 東野圭吾にしてもというべきか、ミステリ短篇は難しい。短い中に十分な意外性と説得力ある結末をもってくるのは至難の業だ。これもまあそれなりではあるけれど、それだけ。
 探偵倶楽部という上流階級専門の会員制組織の黒ずくめ男女ペアが、被害者の依頼に応じて事件の捜査をする。かといって、いわゆる名探偵の名推理というわけではなく、地道な調査で犯罪のボロをつつきだすという感じ。それぞれの短篇は、会社や家庭の人間関係のもつれによる狭い範囲での殺人事件なので、あっというトリックも意外性もあまりない。週刊誌にでも連載されて読み捨てるというか、その程度の物なのだろう。
 収録されている5編からひとつあげるとすると「探偵の使い方」かなあ。逆転の発想というか、なるほどと思わせる。しかも女はコワいと(笑)。

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