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2011年11月19日 (土)

「虚言少年」

★★★☆☆。
 まあ、徹頭徹尾くだらない。あほらしい。それが狙いなんだろうからそれはそれで的中しているんだろうけど、なんでこんなものに1700円も払わなきゃならないの、という身にもなってほしい。
 京極夏彦おそるべし。メインシリーズであろう京極堂ものはほんとにすごいと思う。早く次作を読みたいと待ち焦がれている。だけど余技といっては失礼なのか、彼の才能はとどまることを知らない。その脇道が多すぎないか。これもその一つ。前作「オジいサン」も然り。まあ「オジいサン」はまだそこはかとないペーソスがにじみ出て、味わいのある作品に仕上がっていた。そこへいくと、この「虚言少年」はなあ。徹頭徹尾くだらない。あ、そう書いたか。これだけギャグネタを繰りだせる、それはそれですごい。もちろんそうは思うけど、この時代というかぼくらの子供だった時代を知らない今の読者にはどうなんだろうか。「どすこい」や「南極(人)」もくだらないことでは人後に落ちないけれどあれはあれでぼくは評価できた。抱腹絶倒して満足した。だけどこれは。その点でくだらなさの何ていうかな、質的にちょっとはずしてるな、と思うんだよね。もう感覚的なものでしかないんだけど。というわけで読むのは時間の無駄以外の何物でもないと思います。う~む、時間の無駄こそ至上という作者の陥穽にズボっと落ちたかも(笑)。
 今日のランニング。20.0 km/135 min。今月の累計距離 97.5 km。

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