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2011年12月 9日 (金)

命の洗濯

 またキタラがイルミネーションに飾られる時期がやってきた。札響定期のベートーベンチクルスも今週が最終回。あとは来週末の番外の第九を残すだけだ。ぼくは第九のチケットを買い損なったので今日でお終い。10月の分を1回聴き逃したので6曲聴いたことになる。
 今日は最後にしては地味な2番6番というプログラム。偶数番は弱いとかいわれるベートーベンの交響曲だけど、ぼくは牧歌的なこの2曲は大好き。特に「田園」は全曲ゆったりと心なごまされる名曲だと思うな。交響曲全9曲に順位をつけるのは難しいけれど、全37楽章を好きな順に並べたら、「田園」の第5楽章はたぶん第2位だ。第4楽章の嵐が静まった後に切れ目なく奏でられる第1主題。この世のものとは思えないほどの美しい旋律にまさに鳥肌が立つ。そしてさらにこの楽章の聴きどころは真ん中へんで高~中~低弦と順に受け渡される変奏部分。一年の締めくくりにこんな豊饒な調べに身を任せることができるなんて、なんという幸せか。今年もいろいろあった辛かったこと、苦しかったこと、すべてが洗い流されてゆく。
 というわけで今年はもう店じまいします(笑)。

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