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2012年1月17日 (火)

祝杯

 前回のO君のおめでとうから5ヶ月。こんどはMさんの快挙だ。
 生理活性物質の天然素材からの単離、いわゆる「モノとり」はまさに運勝負。いくら努力しても神様が微笑まなければなかなか成果は挙がらない。地道なスクリーニング試験の繰り返しの中から、とある有名食材の中に微量の候補物質を見つけ出したものの、得られた天然物の量では最終的な精製と構造確認、活性の検討が十分できなかった。そこで関連化合物から化学的に誘導して純品をつくり、きちんと構造を決めた上で、今日めでたく活性の確認が完了した。修論〆切まであと半月。やれやれうまくいってよかった。
 このテーマはこれまで10年以上なかなか思うような成果があがらず、今回と似たケースで以前合成品にまったく活性がなくガックリなどということも経験しているので、こんなポピュラーな食材にまだ知られていない活性物質がほんとにあるのだろうか、また逆転負けか、と実は不安だった。それが見事にリードを守り切りシャットアウト。いやあこれでやっとこれまでの借りを返せた気がしてうれしい。おめでとう。さっそく祝杯(笑)。

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