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2012年1月 9日 (月)

「ガーデン」

★★★★☆。
 なんとも不思議な小説だ。初期の近藤史恵ってこんなだったのか。いわれてみれば「凍える島」もなんとなく似たような雰囲気をもっていたかも。何が謎で何が事件なのか、混沌とした中でできごとが次から次へと起こる。それぞれが連関していながら見当はずれの関係でもあるようであり、登場人物もいまひとつ捉えどころがなく現実味に欠ける。犬のモンモランシィの方がよほど現実的だったりして。シュールというか虚無的というかなんなんだろう。それでいて不思議な魅力がある。そして重要な舞台でもある大きな庭。ありえない非現実空間。脈絡もなく大手拓次の紡ぎ出す詩編の世界を思い出す。
 だいたい今泉は探偵なのか。火夜と真波の上階に住んでいたのは単なる偶然なのでは。助手の手前探偵のふりをしているだけのはずなのに、彼が主人公としてシリーズ化されているとか。わからない。
 今日のランニング。12.5 km/89 min。今月の累計距離 77.9 km。

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