ノリノリの幻想
札響1月定期。今日のプログラムはハチャトゥリアンのバイオリン協奏曲とベルリオーズの幻想交響曲。バイオリンソロは神尾真由子(おお一発変換されたさすが)。まあ貫禄あるねこの人。中学生くらいからそうだったけど。ぼくが最初に聴いたのはもう10年前2002年4月の札響定期で、ブラームスのコンチェルトだった。そのとき神尾は15歳。あの大曲でオケを完全に圧倒していたからな。てことはまだ25歳なのか。いやあ、これからどんなオバサンになるんだろうと思うとそら恐ろしいね。
メインプロの幻想はまあ超有名だけれど、意外と生で聴いたのは2回目くらいな気がする。これ、ノリのいい曲なんだろうか、後ろの座席の人と同列の席の人とかがゆらゆら動いて落ち着かない。隣の隣の背の高い禿げ親父なんか、今にも踊りだすんじゃなかろうかというくらいノリノリで体ごと揺らしながら聴いていて、こいつ井上道義か?と思ってしまった(笑)。まあ色彩豊かで華々しい曲だしわからないでもないけれど、直隣じゃなくてよかったよ。ロックコンサートじゃないんだから落ち着いて聴かせてほしいよな。