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2012年2月22日 (水)

「ビブリア古書堂の事件手帖2」

★★★★☆。
 ん~、こういうのもまあ2冊目ともなるとどうということもないというか。薄っぺらで1頁の文字数も少なくあっという間に読めてしまう。軽い。そう、軽いのだ。それが悪いというのではない。今の時代にマッチしてるのだろうと思う。
 ただ、不思議な魅力がある。栞子さんの魅力はおくとしても、たとえば「時計じかけのオレンジ」の結末の話など、まさにへぇ~と思わせるトリビアだ。あとは司馬遼太郎や藤子不二雄の無名時代の話とか、やはり本や作家にまつわる興味深い裏話がそれだけでおもしろい。事件手帖というタイトルなのでミステリ仕立てにはなっているけれど、それぞれの謎解きそのものは読書感想文の作者だとかとってつけたような都合のよい解決ばかりで、そこを論ずるほどのものではない。本というか古書そのもの、あるいはそれに関する蘊蓄をおもしろいと感ずるかどうかが評価のわかれるところだと思う。まあ栞子さんと大輔君が今後どうなるのかという下世話な興味というのもありだとは思うけど(笑)。
 それはともかく、国枝史郎は青空文庫にずいぶん収録されているはず、ちょっと読んでみようかな、という気にさせるところが本好きの心をくすぐるところなのは間違いない。

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