詰将棋の著作権
昨日Twitterで詰将棋ネタをつぶやいたものの、肝心の図面がないと何のことやら不明だよな、でも勝手に他人の作品を載せるわけにはいかないしなと思って、詰将棋の引用について調べてみたみたところ、詰将棋パラダイス(詰パラ)のwebページに全日本詰将棋連盟(全詰連)の指針がちゃんと載っていた。それによれば、正確な出題図を示し、作者名をフルネームで表記し、発表場所や発表年月などのデータを記載すれば引用可ということだ。詰パラは全詰連の機関誌であるからして、上記を守れば問題ないということになる。というわけで、ぼくが感動した作品の図面をここに載せておこう(万が一問題があるようでしたら削除しますのでご連絡ください→(後記)ご指摘により削除しました、すみません)。
それはそれとして、念のためこの指針の原文が掲載されているという詰パラ2009年9月号を参照してみたところ、全詰連会長柳田明氏の説明文(p. 32)のなかに「まだ詰将棋には著作権は確立されていない」とあって驚いた。将棋終盤力トレーニング用の簡単なものならいざ知らず、中には芸術としか思えない奇跡のような作品もたくさんあるのに、著作権がないとは何事か。他人事のように言ってないで全詰連こそが率先して著作権の確立に努めるべきではないだろうか。
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出題中(解答募集中の意)の図をWEB掲載するのは控えるべきです。
クイズや数独の雑誌から、発売号の問題を掲載するのと同じ行為ですよ。
詰将棋の著作権を確立すべき、と主張する方がこれでは思いやられます。
他の作家のブログをご覧になればわかると思いますが、自作であっても
みなさん図面をアップするのは結果発表後です。
投稿: 解答欄魔 | 2020年2月 6日 (木) 22時01分
junkchemです。
コメントありがとうございました。
かなり迷ったのですが、確かに軽率でした。
図面は削除いたしました。
今後はこういうことがないように気をつけます。
ご指摘に感謝いたします。
>解答欄魔さん
>
>出題中(解答募集中の意)の図をWEB掲載するのは控えるべきです。
>クイズや数独の雑誌から、発売号の問題を掲載するのと同じ行為ですよ。
>詰将棋の著作権を確立すべき、と主張する方がこれでは思いやられます。
>
>他の作家のブログをご覧になればわかると思いますが、自作であっても
>みなさん図面をアップするのは結果発表後です。
>
>
投稿: junkchem | 2020年2月 7日 (金) 08時09分