通せんぼ
依田紀元九段が日本棋院から半年の対局停止処分を受けて、今日対局場にはいろうとしたところで通せんぼされて押し問答になったというニュース。ん、依田九段また何かやらかしたのかと思ったがどうも違うらしい。昨年、棋院に対して事実無根(と棋院はいっている)の中傷ツイートをしたとして問題になったのが、今ごろこの処分となったということのようだ。件のツイートについては本人が非を認めて削除したうえで謝罪したとのことだったから、もう一件落着したのかと思っていた。しかし棋院側の一方的な処分ということで依田九段は納得しておらず、なんだか怪しい雲行きだ。
対局停止というのは非常に重い処分であり、双方の言い分を精査したうえで慎重に運用するべきだと思う。以前の将棋界の三浦九段問題をどうしても思い出してしまうが、あのときは竜王タイトル戦直前のことで、三浦九段は挑戦権を得ていたにもかかわらず出場停止処分を受けて、事実上挑戦権を剥奪されるという前代未聞の騒ぎになった。それもその後冤罪であることが確定したのだからひどい話だ。囲碁界には他山の石という言葉はないのだろうか。
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