大迫劇場
大迫傑選手おめでとう。今日の東京マラソンはおもしろかった。マラソン中継は長いのでいつもはスタートと後半だけしか見ないのだが、今日は結局全部見てしまった。外出を控えろと言われてヒマだったし(最近はいつもヒマだけど)。
日本人選手に限っていうと、まさに大迫選手の一人舞台だったな。30キロ過ぎでちょっと遅れたけどそこから盛り返しての日本記録突破は見事。MGCでの3位という微妙な立場からもう一度モチベーションを上げて自力で内定の座を引き寄せた精神力はすごい。まだ選考レースとしては来週のびわ湖が残っているが、よほどのことがない限りここで決まりだろう。あのクールな大迫選手が感極まって言葉に詰まったインタビューに万感の思いがあらわれていた。
井上大仁選手は前半の飛ばしすぎがたたったな。というかあのペースメーカーは日本記録更新狙いには速すぎだ。優勝したレゲセ選手ですらペースメーカーが離れた30キロ以降はかなりペースを落としていたし。大迫選手に抜かれる頃はもういっぱいいっぱいという感じで、その後は粘る気力が残っていなかった。設楽悠太選手は最初から第2集団にいて、もし前が落ちてきたら出ようという作戦のようにみえたが、残念ながら大迫選手の頑張りでそういう展開にはならなかった。彼のMGCの走りからは井上選手のポジションをこそ取るべきだったのではという気がするけどな。まあ二度も失速したくはなかったのか。
いやあでもスポーツっていいな。昨夜の記者会見という名の茶番劇を見せられた後だけに、つくづく思う。こうなったら最高の舞台で走らせてあげたいと思うけど、さてどうなるんだろう。
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