指定席販売見合わせ
そろそろゴールデンウィークの予定でも立てるかな、という気に今年はならない。あと1ヶ月で状況が落ち着くとはとても思えないし。そこへきてこんなニュース、「北海道新幹線 指定席の販売見合わせ」。いくらなんでも道新ニュースのこの見出しはひどいだろう。これではすべての列車の指定席が販売されないように見えてしまう。もちろんそんなことはなく、ゴールデンウィーク中に設定された上下あわせて15本の臨時列車の指定席販売を見合わせるという話だ。
COVID-19感染拡大による移動自粛の影響で、もともと低空飛行だった北海道新幹線の利用者も減少し、書き入れ時のはずのGWも臨時列車を運転する必要があるかどうかという状況なので、運休も視野に入れて指定席の事前販売を見合わせるとのこと。今年のGWは後半が5月2~6日の5連休でいつもなら行楽客で混雑するだろうが、今年に限ってはいたしかたない。
しかし、考えてみると臨時列車の運行計画は新型コロナ騒ぎの前から決まっているのに、それにしては全部で15本てのはいかにも少ない。1日15本ではなく全期間でたったの15本ということは平均1日3本しか設定されてないんだ。まあもともと定期列車が区間列車を除くと新函館北斗~東京間は1日10往復しかないのでそんなものなのか。ちなみに新青森~東京の列車は12往復あるので新青森~東京間は倍以上の22往復もあるというのに。
ぼくは北海道新幹線は3回しか乗ったことがないけれど、確かに函館~青森はガラガラで青森から客が増える印象がある。函館って青森に比べてそんなに集客力小さいんだろうか。人口でいうと同じくらい(函館25万、青森28万)だけど、片や県庁所在地で近隣人口も大きく違うだろうからな。東北新幹線も盛岡、八戸、新青森と暫定開業が続いたけどこんなに苦戦したことはない。JR北海道も札幌延伸での大逆転を期待したいところだろうけどそれとて10年後だ。それまで持ちこたえられるのだろうか。
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