オンラインマラソン
名古屋ウィメンズマラソンの話の続き。といってもエリートランナーの部ではなく、中止になった一般ランナーの部。単に中止になって参加費は返しませんごめんなさいね、ということではなく、オンラインマラソンという代替策が行われている。もちろん本物の大会の代わりにはならないけれど、試みとしてはおもしろいと思った。
要は、大勢が集まって走るのが感染防御によくないのだから個別に走ればよいということで、オンラインアプリを利用して各自が適当なコースを42.195キロ走って記録を登録するというもの。今どきのスマホにはGPSが搭載されているからリアルタイムで移動距離を測定することができるし、実際に日常的なランニング量の管理にアプリを利用している人も多いだろうから、受け入れられやすいと思われるが、そういうツールを持たない人にはデータでの提出も可とされている。
これをできれば本来の大会のスタート時間に合わせて全国同時にスタートすればリアルタイムで順位もつくしおもしろいと思うけど、さすがにそこまで厳密ではなく、3月8日から5月31日までの期間に走ればいいということになっている。1/4ずつ4日に分けても可とか、もっとゆるく複数回に分けてトータル42.195キロになればいいなどのオプションもあるが、ここはやはり一度に走り切って記録を刻んでおきたいところだ。
マラソンはもともとレースによってコースはさまざまなので、拡大解釈すればみんなが同じコースを走る必要もないわけで、今の時代こういう大会が実際あってもいいんじゃないかな。大会にはみんなで走るからがんばれるという面があるので、ひとりで42.195キロ走るのは相当メンタル的にきついと思うけど。
そういえば、ランナーズ誌では昔オクトーバーマラソンというのをやっていた。10月1ヶ月でどれだけの距離を走ったかという申告制の大会で、各自走った距離を10日ごとにハガキに書いて送り、それを集計するというものだった。ハガキというのが時代を感じさせるが、今ならスマホでオンライン集計だろう。スマホアプリもいろいろあるようだし、似たようなのが実際にあるのかもしれないな。
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