詰将棋パラダイス2020.4月号
詰将棋パラダイス4月号は3月31日に到着。結果稿は1月号の分なのでまた新たな年の初回分だ。詰棋校の方はなんとか解答を提出した分は正解していたようだが、思わぬところに落とし穴があった。保育園の4番の5手詰を間違えた。初級クラスの保育園(3,5手詰)、幼稚園(7,9手詰)だからといって手を抜いているわけではもちろんないので、これは単なる見落とし。お恥ずかしい。解説によれば同じ錯覚をした方が10人近くいたらしいので、間違えやすいところではあるのだろう。しかし、この問題の作者が「19枚目の歩」さんで、作者名をみてもっと慎重になるべきだったなと思ったが後の祭り。実は、ぼくは昨年も1月号の幼稚園で1題誤解答をやらかしていて、その問題の作者が同じ人なのだった。今後要注意マークをぐりぐりつけておかなくては。
さて、今月号は2019年下期の半期賞の発表がある。半期賞とは詰棋校の前期(1-5月)、後期(7-11月)の5ヶ月分の作品の中から各校1題ずつ各担当者が最優秀作品を選出するものだ。解答者の評点(ABC評価点)はあくまで参考であり、必ずしも最高得点を得た作品が選ばれるわけではない。今回の結果は、ぼくがコンスタントに解答している中では小、中、高は納得で、短はやや意外だった。興味深いことに、小と高は高得点作品が順当に選ばれているが、中、短、大は同じ月により高得点の作品があるにもかかわらず次点作が逆転で選ばれている。選題される作品の難易度や質それに解答者は月によって異なるので、違う月の作品の得点をそのまま比較できないのはわかるが、同じ月の作品間の得点差はその月の解答者の評価が反映されているはずだから、それよりも担当者の意志が優先されていることになる。なかなかおもしろい。そのひとつ、中学の受賞作11番青木裕一氏作は意外と得点が伸びなかったもののぼくの好きな作品だ。この作者はぼくにとって名前を見ただけでぜひ解いてみたくなる人の1人。半期賞初受賞とはほんとに意外だ。
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