読書
北海道は今日で4日連続10人以上のSARS-CoV-2感染者が確認され、これはもう感染拡大の第2波に突入したといえるだろう。ちょうど年度替わりから10日を過ぎたところなので、ここしばらくは道外からの人の流入による感染者が増えるかもしれない。いったん解除された緊急事態宣言も特に感染者の多い札幌市に限ってはまた出されるかもしれないな。3密を伴う不要不急の外出自粛といっても、そもそも年金生活者の身としてはそんなに用事があるはずもなく、ここのところは庭いじりとジョギング以外は家でおとなしくしている。
幸い本を読むとか詰将棋を解くとか家でもいろいろやることはあるので退屈はしない。というわけでここ数日は最近お気に入りのスティーブン・キングに没頭している。しかしこれが長い。図書館で借りてきた本は菊判2段組み各800頁が上下2冊。字数を計算すると1冊ざっと100万字だから上下で400字詰原稿用紙(今どきあるのか?)なら5000枚という大作だ。いつもはほとんど文庫本ばかりなので、この読んでも読んでも進まないという感覚は久しぶり。遠い昔、学校の図書室で文学全集を借りてきて片っ端から読んでいたことがあったが、あれがこんな感じだった。たまにはいつもの読書用椅子で足を伸ばしてこういうずっしり重い(約1キロ)書物をゆっくりめくるというのも、いかにも豊饒な時の流れを楽しんでいるという感じでいいものだ。これに比べれば、通勤電車の吊り革にぶら下がって文庫本を読むなぞは読書のうちにはいるかという気になる。この作品には文庫判の5冊本もあるけれど、近所で借りられる図書にはなかったのでやむなくこちらにしたのだが、これを借りて正解だったと思う。さて続きを読むとするか。
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