無風快晴の好天。気温も23.4 ℃まで上がった。
午前中は、せっせと庭のスギナ除草に精を出し、一息いれて午後からは早めに走りに出る。というわけで今年2回目のお散歩カメラ。
行き先は相も変わらず石狩川を越えた当別町太美。実はちょうど10年前の2010年5月15日にも似たようなコース取りで「お散走カメラ」をブログにアップしていたのに後で気づいた。十年一日のごとしというか進歩がないというか...。10年前は何考えて走ってたんだろう。似たような写真でも10年の違いというのも一興なので物好きな方は見比べてください。
まずはあいの里公園から国道337号線に出て札幌大橋で石狩川を渡る。
札幌大橋西詰、右手が上流側でJR学園都市線橋梁が架かっている
橋の向こう岸上手には本庄陸男の石狩川記念碑が立っている。以前はJR線路の上手だったのが札幌大橋完成後に現在位置に移設されたもの。
鉄塔の左手前が石狩川記念碑、遠景は左に芦別、右に夕張の連峰
橋から下流側を振り向くと、西方遠くに積丹半島の真っ白な山なみが見える。それほど高さはないが石狩湾をはさんで遮るものがないので、あいの里あたりからもよく見える。
積丹連山、左に余別岳、右に積丹岳
橋を渡ると当別町太美地区。南方には空沼三山から恵庭。支笏の山並みが広がる。
左から恵庭岳、空沼岳、狭薄山、札幌岳
信号を渡るとJR学園都市線を跨線橋でオーバークロスする。左手にロイズふと美工場が威容を表していて、その右手に石狩太美駅前の市街地が広がっている。
ロイズふと美工場、左手に大規模増築工事中、すぐ右手に学園都市線新駅構想がある
右手はるか遠くには、前衛の山々のスカイラインの奥にわずかに白く輝く山並みが遠望できる。角度的にあれこそ日高山脈ではなかろうか。可視マップの計算からは幌尻岳から戸蔦別岳の稜線が見えるはずだ。直線距離は100キロを超えるけど、積丹連山が80キロくらいだから見えても不思議ではない。
遠くかすかな白い稜線、左が戸蔦別岳、右が幌尻岳?
跨線橋を下ってゆくと正面を当別保安林帯が横切っていて、国道はそこを突き抜けている。
右手ビニールハウスの上に三角屋根が出っ張っているのがとうべつ道の駅。遠景は芦別連山。
とうべつ道の駅に着く。ここは10年前にはなかった。この先の保安林まで足を延ばしてから折り返す。この保安林の北側600 mほどの林内にオオバナノエンレイソウの大群落があり、今の時期は満開の白い花で見事なので、本当は見に立ち寄ろうかなと思っていたが、毎年見ているし何より暑くてバテバテだったので寄らずに引き返すことにした。案の定、10年前のブログ記事にはちゃんと写真をアップしていたので、そちらをご覧ください。
とうべつ道の駅