三等三角点「伊夜日子」
今日から風薫る5月、とはいっても相変わらず緊急事態宣言下の生活が続くだけ。北海道の特に札幌市は昨日の知事・市長共同記者会見でも最大級の警戒地域とされて、市民は外出するなということだからなおさらだ。
戸外でも公園に集まるのはよくないけれど、散歩やジョギングまでは止められていないので、黙々と外を走る。あ、ふだんと変わらないか。目標とするレースもないしモチベが上がらないので何かないかなと考えた末、前から気になっていた三角点巡りをすることにした。
手近なところからというわけで、今日は家から一番近い三等三角点「伊夜日子」へ行ってきた。といっても場所は直線距離にして1.4 kmほどの拓北公園内で、ジョギングコースとしてよく走っているところなので目新しさは全然ない。だけど、三角点を見たのは初めて。
正面の拓北公園という表示板のすぐ裏手の駐車場の手前の芝生上にちゃんとあった。普通の十字の入った標石ではなく、四角い上げ蓋に表示プレートが付いている。標石はこの中にあるのだろう。こんな身近なところにあったのか。だからどうというものでもないが、なんとなく満足した。ただ、ひとつ謎なのが伊夜日子という名称だ。伊夜日子神社というのは弥彦神社の別名で本家は新潟だが末社は中島公園内にもある。それがなんでここの名前になっているのだろう。地名から拓北というのならわかるが。なんか関係あるのだろうか。気になるな。
国土地理院の点の記をみると、平成16年に西方650 m移転となっていて、原位置はもっと東にあったことがわかる。そこで古い地図を見てみると果たせるかな元の三角点の位置に神社の鳥居マークがあった。現在は南あいの里の住宅地になって神社などないが、篠路神社のwebページを見ると、来歴に「昭和47年9月7日合祀・拓北伊夜日子神社」となっていることから、おそらくこの鳥居マークの位置に拓北伊夜日子神社があったのだろう。だから境内の三角点名称が「伊夜日子」だと。うん、すっきりした(笑)。
〇三等三角点「伊夜日子」
北緯 43°09′12″.0120
東経 141°23′09″.5838
標高(m) 4.67
« スギナ退治 | トップページ | お散歩カメラ200502 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- とさでん部分廃止の議論(2023.03.25)
- Shikoku Japan 88 Route Guide(2023.03.01)
- 当別のクラフトビール(2023.02.18)
- 大野島橋通行止め(2023.02.10)
- 以布利海岸遍路道ごみ拾い(2023.01.26)
コメント