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2020年6月23日 (火)

三等三角点「南川下」

 探訪記がたまってきたので少しスピードアップ。

 今回は、2020年5月31日に前回の「八幡西」に続いて訪れた「南川下」。川下というのはどこにでもありそうな地名だが、当別町でいうと当別市街から当別川を下って石狩川との合流点に至る手前あたりのことをいう。川下神社があり、川下小学校がかつてあった。

 八幡西の三角点から当別川の左岸堤防を上流方向に十九線橋までもどり、橋を渡らずにその先へさらに川沿いに進むと次の橋である南五号線橋に至る。その右手たもとが川下神社で三角点はその先にある。JR石狩太美駅からだと、道の駅とうべつを通り過ぎて当別川堤防へ突き当たったところを左折して十九線橋に至り(A地点)、橋を渡らずに直進するとやはり南五号線橋に到達するので(B地点)、右折して橋を渡ると同じ地点に着く。ただしそれだと少し遠回りになるので、道の駅からの道を堤防の一本手前のサイロのある交差点で左折して、あとはまっすぐ行くと南五号線橋に直接つながっている。

 いずれにせよ南五号線橋の東詰(C地点)にくれば、すぐ右手下に川下神社が見え、下りて行く階段がある。簡素だがよく手入れされている神社に無事三角点探訪できますようにとお参りしてから東方向へ道を進むと、前方右手がすぐ旧川下小学校でその手前に右にはいる農道がある(D地点)。右折して少し行くと左手に旧校舎があり奥の建物の妻面の下あたりに三角点の標石と標識杭が目視できる。ここの標石は肩まで露出しているのでよほど草が茂っていなければすぐにそれとわかる。いつもは草をかき分けてたどり着くことが多いので、こういうところは珍しい。あっけないくらい。

 川下小学校は1905年開校という歴史をもつが(2004年閉校)、三角点の設置も1913年と古い。古い地図をみると旧来の位置からは移転していることがわかる。その旧川下小学校は、古い木造校舎がそのまま雑草に埋もれて残っている。校舎は当別エコロジカルコミュニティーに再利用されているそうだが、手入れされたようすもなく、現役時の面影を強く残していて風情がある。

〇三等三角点「南川下」
 北緯 43°10′31″.6858
 東経 141°29′25″.5687
 標高(m) 5.42

 

200623a
南五号線橋のたもと(B地点)、左がサイロ交差点方向、橋を渡った右が目的地

200623b
南五号線橋東詰(C地点)、すぐに川下神社へ下りる階段

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川下神社境内

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簡素な本殿

200623e
旧川下小学校手前に右に入る農道(D地点)

200623f
校舎の横に標石がみえる

200623g
標石と表示杭

200623h
標石

200623i
旧川下小学校

200623j
校舎

200623k
位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

200623l
新旧地図比較(今昔マップ on the web)

 

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