リニア静岡工区問題
リニア中央新幹線静岡工区の工事問題で静岡県の川勝知事とJR東海の金子社長が初めて会談したものの、議論は平行線のまま終わったそうな(記事)。大井川源流域の水問題は国のあっせんで有識者会議での検討が続けられており、その結論が出るまでは動かないだろう。今月中に準備工事に着手できないと品川名古屋間の2027年開業は難しそうということで、雲行きが怪しくなってきた。
ただでさえ新型コロナ禍で新幹線の利用者が減少し、テレワークやweb会議の実用化によってビジネス需要も減少しそうな見通しであり、今さらリニアいるの?という議論にもなりかねないような。在来の東海道新幹線も徐々にスピードアップが進んで、気がつけば東京~新大阪は最速で2時間21分まで短縮されている。大深度のターミナル駅のアクセスなどを考えれば巨額の投資効果があるのかどうかも疑問だ。まあ民間企業であるJR東海の全額負担事業なのだから門外者がつべこべいう筋合いのものではないけれど。
しかしJR東海ってどんだけ儲かってるんだろう、と某JR他社関係者は思っていることだろう。こちらも新幹線トンネル工事残土処理問題が暗礁に乗り上げているようだけど...。
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