苫小牧の謎
タイトルを見て読みにきてくれた人、ごめんなさい。なんせ「三角点」とつけるととたんにアクセス数が減るもので(笑)。
今日は所用で苫小牧へ行ってきた。たまたま訪問先の近くの公園に三角点があるのに気づき、ラッキーと周辺の写真を撮って探索ページに加えることにした。ところが帰ってよくよく調べてみてびっくり。苫小牧の中心部市街地に四等三角点のあることあること。数百メートル間隔で網の目のように設置されている。近いところでは400 mしか離れていないところも。自転車で効率よく回れば1日で30点近く回れそう。ラッキーではなく必然だったのだ。
そもそも四等三角点は三等以上を補間する目的で2 km間隔におかれているはずのもので、地籍測量用なので、市街地よりは郊外や農地に多い印象がある。事実、札幌の市街地にはほとんど存在しない。他の地方都市はどうかなと、千歳、室蘭、函館、小樽、岩見沢、旭川、北見、帯広、釧路などを見てみたが、札幌よりは多いにしてもどこも数キロ間隔でしかなく、こんなに密なところはない。
なんで苫小牧だけ? 不思議だ。これらの四等点は設置が新しく、いずれも標柱が地下に埋設されて鉄蓋に覆われているという共通点がある。なので、なんらかの必要性で設置されたのだろうということはわかる。ん~、どうも四等三角点は千差万別自由自在すぎてあまり深入りしないほうがいいような気がしてきたな。
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