四等三角点「若草」

　苫小牧市内にはなぜか近年設置された四等三角点が多いという話は前に書いた（苫小牧の謎）。ただしいずれも標石は地下に埋設されて地上からは鉄蓋しか見えないのでおもしろみは全くない。ここはそのひとつ。

　踏査日は2020年7月20日。苫小牧駅南口から線路沿いに左手に行く細道は初めのうちは一方通行になっている。A地点がその出口でその先B地点で右手にゆるくカーブする道を分ける。どちらをとってもいいが、右手の道へ行き2つ目の曲り角（C地点）を左折、次の角（D地点）を左折するとすぐ先に若草公園が見える。三角点は公園の南西の角にある。苫小牧駅から徒歩12分ほど。

　点の記によれば設置は2003年、点名は若草町という町名によっている。

〇四等三角点「若草」
　北緯 42°38′31″.9548
　東経 141°36′28″.9481
　標高(ｍ) 6.77

一方通行出口（A地点）から苫小牧駅方向を望む
正面遠くのビルの先が駅


A地点から進行方向（東）を見る


右にカーブする分岐（B地点）


左折する角（C地点）


すぐ左に曲がると公園が見える（D地点）


公園の手前角に丸い鉄蓋が見える


中に標石が埋設されている


位置図（国土地理院地図（電子国土web）に一部記入）
この範囲内だけでも他に6点も三角点がある