初霜・初氷
今朝は今季一番の冷え込みで、札幌では初霜・初氷が観測された。朝の最低気温は5.5 ℃だったそうだ。もう10月下旬だからそう驚くことでもないが。
初霜・初氷とセットで出てきたけれどこれは別物で、初霜は地表の草葉の表面に霜が降りたこと、初氷は容器の水面に薄氷が張ったこと、をそれぞれ目視で確認しているのだそうだ。今の時代にずいぶんアナログなことをしているものだが、季節の風物詩である桜の開花だって人が見て宣言しているのだから、異とするには当たらないか。
最低気温が0 ℃以下に下がらないのに霜が降りたり氷が張ったりするのは、地表温は気温測定位置より低いからだという説明になっている。それはわかるが、にしても霜と氷を両方観測する必要はあるのだろうか。だいたい同じくらいの日になるなら片方でもいいような。そう思ってここ数年の観測日を調べてみた。気象統計資料としてまとまったものがありそうなものだが、残念ながらちょこっと調べただけでは見つからなかったので、1年ごとに手作業で遡ってみた結果が以下だ。
札幌観測点
年,初霜,初氷,初雪
2020,10/21,10/21,--/--
2019,10/16,10/18,11/7
2018,10/20,11/4,11/20
2017,10/19,10/19,10/23
2016,10/15,10/15,10/20
2015,10/16,10/16,10/25
2014,10/19,10/19,10/28
これを見ると、2週間も離れている2018年は例外として、初霜と初氷はほとんど同日になっている。初霜・初氷とセットで頭にインプットされているのもむべなるかなだ。ますますどっちか片方でいい気がしてきたが、ひょっとしたら南方の暖地では有意にずれたりするのかもしれない。ちょっとそこまで調べてみる気はしないけど。
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