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2020年10月28日 (水)

長崎行き「かもめ」

 長崎新幹線(九州新幹線西九州ルート)の武雄温泉~長崎間の開業が2022年秋に決まったというニュースはすでに流れているが、その区間を走る列車名が「かもめ」と決定したというニュースリリース(JR九州webページ)が発表された。博多~武雄温泉間を接続して走る在来線特急は「リレーかもめ」となるそうだ。つまり鹿児島ルートが新八代~鹿児島中央間で先行開業したときの「つばめ」~「リレーつばめ」と関係と同じ形というわけだ。

 しかしこれはニュースというほどでもないな。正式には決定していなかったとはいえ、もう「かもめ」一択で決まりで、他の可能性はまずなかっただろう。それほど長崎行きの特急列車と「かもめ」の愛称は強く結びついている。「かもめ」という愛称の列車はそれ以前にもあったけれど、1961年のダイヤ改正で全国に80系82形気動車特急が設定されたときに、長崎行き主編成6両+宮崎行き付属編成6両の12両編成列車が「かもめ」として走り始め、その後付属編成は鹿児島行き、佐世保行きと変わったものの、主編成はずっと長崎行きとして山陽新幹線博多開業まで走り続け、その後は博多~長崎間の電車特急として現在まで走り続けている。もう60年もの歴史があるのだから。

 「かもめ」には何度も乗ったが、やはり一番の思い出は大学生時代の1975年2月24日に京都から長崎までグリーン車で乗り通したことだ。当時ぼくは80系気動車の大ファンだったので、山陽路を走り抜ける80系特急が消滅する同年3月10日の新幹線博多開業ダイヤ改正の直前のこの日に、わざわざ乗りに出かけたのだ。長時間乗車なのではじめてグリーン車を奮発して「かもめ」の旅を満喫した。当時は付属編成は小倉で分割して筑豊本線経由で佐世保へ行っており、筑豊本線は原田で鹿児島本線に合流するので、原田~肥前山口間は長崎行きと佐世保行きの2本の「かもめ」が前後して走るという変わった列車でもあった。

 新幹線「かもめ」が走り出すのは再来年か。その頃にはさすがにコロナも落ち着いているだろうから(?)、乗りに行きたいものだ。というか大きな声では言えないけれど、実は九州新幹線は博多~新八代が未乗なので、そのときに一気に片付けてしまいたいな。

201028
45年前の「かもめ」特急券

 

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