第19回日本鉄道賞
本年度の日本鉄道賞が昨日発表になった。
日本鉄道賞って何?と思った人もいるかもしれないが、無理もない。鉄ちゃんの端くれであるぼくですら知らなかった。始まったのが2002年で今回が第19回というから驚きだ。そんなに長い間知らずにいたほど影の薄い賞なのだ。
国交省のWebページには次のように説明がある。
「「日本鉄道賞」は、「鉄道の日」創設の趣旨である鉄道に対する国民の理解と関心を深め、国民の強力な支持を得るとともに、鉄道の一層の発展を期することを目的として、鉄道開業130周年の記念すべき年にあたる平成14年に創設された表彰制度です。
鉄道に関する施設整備・サービス・映画・楽曲・アート・写真集・テレビ番組など様々な取組の中から優れた取組を表彰します。」
で、今年の授賞対象は次の通り(国交省資料より)。
【日本鉄道大賞】
◎東日本旅客鉄道株式会社
「全線運転再開~沿線の方々の思いを乗せて再びつながった常磐線~」
【日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞】
◎四国旅客鉄道株式会社
「四国に元気と笑顔を!~アンパンマン列車とともに 20 年~」
◎京浜急行電鉄株式会社
「「歴史的名車」を「社員の想い」を込めて~五感で感じる京急ミュージアム~」
◎東海旅客鉄道株式会社
「N700Sの開発」
なるほどなー。まあN700Sの開発というのは納得だけど、あとはちょっとピンと来なかった。常磐線全線運転再開は確かに社会的インパクトは大ではあるが、所詮は単なる大規模災害からの復旧であって、当たり前のことがなされただけともいえる。
まあそれはいいとしても、そもそも「鉄道に対する国民の理解と関心を深める」のが目的であれば、もっともっと宣伝して知名度を上げる必要があるのではないだろうか。
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