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2020年12月29日 (火)

軽症はちっとも軽症ではない

 あんまりCOVID-19の話ばかり書きたくないし読みたくもないと思うけど、気になることがひとつあったので。それは「軽症」とか「重症」という用語について。

 報道を見ていると毎日のPCR検査陽性者数とともに重症者数という数値が出てきて、これがけっこう重要な指標とされている。必要な病床数に直結するからだろうということはわかる。一方で、新しいクラスターが確認されましたという記事で、「症状はいずれも無症状か軽症だということです」、という表現も毎日のように聞く。

 重症と軽症ではずいぶん隔たりがあるように感じるけど、その中間に該当する区分けってあるのだろうか。中症なんて聞いたことないし。そこで、テレビのニュースショーをよく見ている家人に聞いてみたところ、「中等症」というのだと即答だった。え、そんな用語あるのか、聞いたことないけど。と思っていたら、昨日の道内の新規クラスターの説明に、「症状はいずれも無症状か軽症、または中等症だということです」とでてきてびっくり。初めて見たかも。

 ということで、それぞれの違いはどう定義されているのだろうとネットで検索したら、THE PAGEにちゃんとあった。厚生労働省・結核感染症課の担当者によると定義は次のようになっている。

  軽症:入院が必要でない方(ポイントは酸素吸入器や人工呼吸器などの医療機器を使わなければならないか否か)
 中等症:酸素吸入をしないと危ないと判断された方
  重症:集中治療室(ICU)での治療を必要とする、もしくは人工呼吸器を装着する必要がある方

 区分がよくわかった。とともに軽症は決して軽症ではないことがわかった。つまり、いくら高熱が続いて咳込んで苦しい状態でも、自力で呼吸できていれば軽症なのだ。「通常の風邪やインフルエンザで患者さんが強い自覚症状を訴えていたとしても多くの場合は自宅療養になりますよね。それと同じです」とのこと(上記記事)。

 「症状はいずれも無症状か軽症だということです」という字面だけ見て、大したことないんだなと思っていたら大間違い。COVID-19をちょっと舐めていたな。軽症でもなったら苦しい思いをするし大変なことだ。気をつけないと。

201229
軽症と重症の間(イラストACより)

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