一般化学の教科書
今日は少し宣伝モードで。
北大在職中に一般教育課程の化学の授業資料作成の議論をご一緒させていただいた、理学研究院の村越先生より、化学I(一般化学)の共通教科書として作成した下記書籍が全国出版の運びとなったということで、献本をお送りいただいた。
化学 物質の構造と性質を理解する
新しい化学教育研究会編
学術図書出版社
2019年4月初版
B5判オールカラー352ページ 本体2400円
ISBN 978-4-7806-0763-5
大変立派な本で、何よりカラフルな図表が美しく説明も丁寧なので、学習意欲が湧いてくること請け合い。大学初年次化学の教科書として恰好のものであるのはもちろん、高校化学終了後にさらに化学を学びたい、という一般向けの独習書としても十分役立つだろう。興味のある方は一度手に取って見られることをぜひお薦めしたい。
ぼくはおもてのwebサイト「おもしろ有機化学ワールド」に書いてあるように、化学II(旧化学III、有機化学)の授業を数年間受け持っていたが、恥ずかしながらその基礎ともなる化学Iについては、必ずしも全内容にわたって十全に頭にはいっているとはいえず、必要のつど教科書を引っ張り出しては復習していた。今はヒマは十分あるし、これを機会に本書で勉強させてもらおうと思う。
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