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2020年12月17日 (木)

上毛高原ってどこ?

 上越新幹線の上毛高原駅に地元から改称を求める声が上がっているそうだ。そもそも上毛高原などという地名はなく、新幹線建設時に仮称としてつけられていたものが、1982年の開業時になぜかそのまま確定してしまったのだという。それにしても40年近く前の話だ。開業前に地元の意見とか当然聞かれたろうに、なんでそのとき適当な名前にしておかなかったのだろう。

 ともあれ、駅のある水上町の名前を取って「新みなかみ」とか隣町の沼田市を含めた「沼田みなかみ」とかが候補になっているらしい。ただし数億円にのぼる駅名変更にかかる費用は地元負担になりそうなので、このご時世に簡単ではないだろう。

 考えてみると新幹線は在来線と離れた位置に駅があるケースが多々あり、そういうところの駅名はなかなか難しいところがある。過疎駅として有名な近くの北陸新幹線安中榛名駅だって、非地元民にはどこにあるのかさっぱりだし、東北新幹線のくりこま高原駅もわかりにくい。奥津軽いまべつ駅など、さすがに近いのでぼくは知っているが、普通の人は想像つかないだろう。まあこのへんは改称したからといってわかりやすくなるとも思えないけど。

 もっとメジャーなところがあった。東海道新幹線の岐阜羽島駅。岐阜県羽島市にあるのだから至極当然の名前なんだけど、在来線の東海道本線上に羽島という駅がないので、場所のイメージがしにくい。一応名鉄羽島線という鉄道は通じてはいるけれど、マイナーな支線の終点でしかないし。1964年の東海道新幹線開業時から存在する駅でありながら、国内鉄道全線完乗したぼくですら、岐阜羽島駅で新幹線を乗り降りしたことはない。もちろん名鉄羽島線には乗ったので、その時に終点の新羽島駅に降り立って、おおここがそうかと目の前の岐阜羽島駅を眺めた記憶がある。

201217
上毛高原駅(Filler - Photo taken by Filler., CC 表示-継承 3.0,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=386680による)

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コメント

上毛高原駅の近くの小川城は利根城であって小川神社の近くのお城が小川城である。

コメントありがとうございます。
近くにお城があるんですね。

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