日高本線記念入場券
JR北海道から日高本線記念入場券(全29駅セット)が売られている。駅での販売は苫小牧と静内のみで2月26日から。郵送販売はそれに先立ってすでに2月2日から21日(必着)まで受け付けている。従来はこの手のものは郵送販売はやってなかったが、新型コロナ禍により集中を避けたものだろうか。
問題はその中身だが、表面が苫小牧から様似まで全29駅の縦型ホーロー駅名標を模した形態で、裏面が入場券で券面事項が記載されている。台紙にセットすれば全駅の駅名標が並ぶわけで、それはそれで壮観ではあるけれど、いわゆる硬券入場券の体裁ではないのがちょっと残念。まあ記念券だし、もとよりほとんどの無人駅では入場券など販売されず自由に出入りできるわけだし、さらにいえばそもそもここ6年ほどはずっと列車が走っていないのだから、入場券を売るなんていい度胸だなというくらいのものだが。
それとおもしろいのは、3月末で繰り上げ廃止になるのは鵡川~様似間だけだが、この記念セットは全線分なので、今回廃止にならない苫小牧~鵡川間5駅分もちゃんと含まれている。近いうちに廃止にするのだからという意味でもないだろうが。昨年の札沼線部分廃止のときも記念入場券を売ったけど、あのときは主要駅だけだった。今回は全駅という大盤振る舞い。それというのも、本物の駅名標そっくりの表面下部にはちゃんとサッポロビールの広告がはいっている。きっと広告料とっているに違いない(笑)。
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