北海道新幹線常備乗車券
北海道新幹線開業5周年を記念して、区間の3駅(新函館北斗、木古内、奥津軽いまべつ)で5つのおたのしみという企画がなされ、そのひとつに常備乗車券を発売というニュースが。詳しくはJR北海道のニュースリリースをご覧いただくとして、常備乗車券というのがやはり気になる。北海道新幹線では初めての発売なのだとか。そもそも常備乗車券とはなんぞや。
普通の新幹線の乗車券は、券売機でも窓口でも自動改札機対応の磁気券だ(何型というのかな名刺大くらいのやつ)。ここでいう常備乗車券というのは写真をみると、いわゆる軟券というぺらぺらの紙だ。昔は常備券といったら硬券で、硬券のない区間の切符を買うと、この様式の軟券に手書きで発券されたものだ(補充券というやつ)。こういう区間が指定されている軟券の常備券というのはあまり見たことない気がするな。発券端末のない委託販売所などで売られているものかもしれない。さすがに新幹線ではそれは初だろう。
常備券なので券番が打たれていて、各券0001-0010は沿線地域の関係する方々へ贈呈するため発売されない。郵送販売はなく、なくなり次第終了とのこと。何枚販売されるかは記載がない。まがいものの記念乗車券より常備券のほうがコアなファンには受けるという読みなのだろうか。さてどうかな。
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