補欠選挙告示
衆議院北海道第2区選出議員補欠選挙が告示された。投票日は4月25日。選管の啓発ポスターによれば、語呂合わせで4.25が「よし、せんきょにGO!」となるらしい。しかしとうていそんな気にはなれない。
自民党元農水相吉川某の不祥事による辞職にともなうこの補欠選挙。経緯は以前書いたのでここには繰り返さない。結局、自民党は候補者擁立見送りとなった。道執行部は主戦論だったのだが、候補者選定に手間取っているうちに党本部の鶴の一声で見送りとなったのだ。どうせ息子が出るのだろうと思っていたけど、そうはならなかった。菅総理と太いパイプのある吉川某が、今回は見送るにしても年内にすぐにある総選挙で後継に強力に息子を押したのを受けてのことらしい。今回別の候補者を立ててしまうと、総選挙でその人の処遇をどうするかと問題が生じるから、トップダウンで見送ったわけだ。まあ、そういうことがあるのがわかっているから、道執行部が目星をつけた候補者も首を縦に振らなかったのだろう。まさに茶番だ。
対する野党側はというと、結局共産党が候補者を取り下げて立民の候補に一本化された。自民党が出ないのなら統一候補を出すまでもない気もするが、こちらも次の総選挙をにらんでのことだろう。しかしその統一候補がまた問題で、という話は前に書いたので繰り返さない。しかし、最悪の事態になってしまったとしかいえない。ぼくとしては野党統一候補は消去法にしても論外すぎるので、その他の候補者をこれから吟味することになるけれど、どうやらこのトシになって初めて白票を投じることになりそうだ。
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