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2021年6月12日 (土)

詰将棋パラダイス2021.6月号

 詰将棋パラダイス6月号、到着日は5月31日。結果稿は3月号分で、先月に続いて今回も無事に小学校から短大まで正解。2月連続というのは2018.11-2019.2の3月連続に続く記録だ。残念ながら次の4月号では短大を1問間違えているので、今回は3月連続にはならない。それよりも、全部できたと思っていたフェアリーランドで背面ばか詰の罠に嵌ってがっくり、という話はすでに書いたとおり。

 その詰棋校では高校13番外谷健司氏作が難しかった。37角と打ち換えて36玉となる序の4手はこれしかないところだが、そこで手が止まる。49香があるので上に追っていく順を考えるのだがどうやっても詰まない。角を小刻みに動かして4筋へ追い出しての詰み形はまったくの予想外だった。こういう筋が読めない作はしらみつぶしにいろいろやってみるほかはなく難渋する。難解すぎて評価を下げたいところだが、最後の詰め上がりの切れ味の鋭さには苦労を忘れて感心し、結局高評価をつけてしまった。最高点もむべなるかなだ。

 さて、今月は2020年度の解答順位戦(七條賞)の発表の月だ。ぼくの成績は527点で30位だった。自己採点だと520点だったから、どこかで2問小ミスをおまけしてくれたようだ。このあたりもたぶん担当者の裁量なのだろうから、申告せずにそのままにしておこう。どっちみち400点、500点台は該当者が少なく、ぼくの前後も29位とは19点、31位とは17点離れているので順位が変わるわけではないし。たしか2019年度は492点で31位だったから、立ち位置としてはここらあたりが限界ということなのだろう。トップは松澤成俊さんがただ1人700点満点とのこと。全問正解はもちろんすごいが、1年間250題の解答を一つのミスもなく書いて送るというのもすごいことだ。

 今月はもう一つ門脇芳雄賞というのの発表があって、服部彰夫さんが受賞された。服部氏というと難解で力強い作風の大ベテランというイメージで、棋力の低いぼくなどには敬遠したくなるタイプの作家だ。この賞、たしか昨年度はこちらもベテランの石川和彦氏が受賞しているし、功成り名遂げた人が対象なのかと思ったら、歴代受賞者には宮田敦史・藤井聡太両氏の名前もあったりして、どうも今一つ位置づけがよくわからないな。宮田・藤井とくれば解答選手権の実績の評価なのだろうか。

 今月の1作は、たまにはやさしいものもということで小学校12番谷本治男氏作の7手詰にした。簡素な初形で守備の龍をどうするかが問題。金銀があれば簡単だが持駒が角2枚だからまずは53角と打ってみる。合駒はできないし、21玉と躱しても32角から44角で詰んでしまう。が、41玉とこちらへ逃げられると、63角とたたみかけても51玉で詰まない。しからば初手を龍の効きに75角ならどうか。これはとれないのでやはり41玉だが、さらに74角と追ってもだめ。つまり、どうやったら51玉と逃げられたときに詰むようにするかが問題だとわかる。そのためには2枚の角打ちをいずれもここしかない限定位置に打つ必要があるという仕かけ。簡単だけどうまい。過去に類作がないのが不思議なくらいだ。

 

 

210612
詰将棋パラダイス2021年3月号
小学校12 谷本治男氏作

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