クロッカスの種子
春咲きの球根のうち、チューリップは結実すると養分を取られて球根が肥大しないので、花がしおれたらすぐに先端を折り取ってしまうのだが、クロッカスは小さいこともあり毎年そのまま放っておいている。そういえば花が枯れた後どうなるのかあまり気にしてなかったが、まだ緑の残る葉の間から紡錘形の鞘のようなものが立ち上がっているのに気づいた。中を割ってみると茶色い種子がたくさんはいっている。一部は鞘がはじけて種子が飛び散っているものもあった。クロッカスは球根で増えるものとばかり思っていたが、こんな種子をつけるとは恥ずかしながら知らなかった。
調べてみたら、この種子をアリが運んで思わぬところで芽吹くことがあるとのこと。そういえばなんでこんなところにクロッカスが生えてるんだろうと思ったことがあった。小さい球根の子どもがころがったのだろうと思っていたが、あれは実生だったのか。ネットの園芸ページを調べてみても球根から増やすことばかりで種子から育てる記事はほとんどない。その希少な情報によれば花が咲くまでには3年かかるそうだけど、そうと知ったらぜひ種から育ててみようという気になる。うまくいったら3年後に報告します(笑)。
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