聖火リレー北海道上陸
いよいよ東京2020の聖火リレーが北海道にやってきた。今日と明日の2日間全道を周る...予定が、公道リレーはすべて中止となって、点火セレモニーだけが無観客で行われる。今日は白老のウポポイ、明日は札幌の北3条広場アカプラということだ。
新型コロナ禍によって全国でも公道リレーを中止するところが相次いでいる。点火セレモニーだけやって、次の県へ。それも無観客開催でオンラインで観てください。これって全国を周って歩く意味あるのだろうか。オンラインならいつどこでも見られるんだし、いっそのこと日本一周をバーチャル映像で聖火リレーやって配信すればいいんじゃね、と思ってしまう。五輪本体の開催是非はおくとしても、そうまでしてリアル全都道府県リレーに固執する意味がわからない。
ぼくくらいの老爺になると、前回の東京五輪(1964)のときには聖火リレーを沿道で見に行ったおぼえがある。小学4年生だった。円山に住んでいたのでたしか北一条通りを走ったんじゃなかったかな。鈴なりの人垣でえらい熱気だった。もしコロナ禍がなかったとしても、時代も違うし今なら同じようにはならないかもしれないけれど、それでも今日のようにこそこそと人目を避けてアリバイつくりのように、はいやりましたというのでは、大会開催に向けて盛り上げましょうというのが無理がありすぎる。
もうひとつ。感染拡大の恐れがあるからといって公道での聖火リレーは中止したのに、札幌ではマラソンや競歩のレースは行われる予定なのだよな。公道で無観客にできるはずもなく、聖火なんかよりよほど観客が押し寄せると思うけど。どういう理屈で正当化するんだかまったく理解できないが。
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