三等三角点「苗穂」
「三角」に続いて同じ三角点通沿いの「苗穂」。踏査日は2021年8月24日、豊畑から歩いて三角点通を南下する途中で「三角」に寄り、三角点通にもどってさらに南下して、ちょうど中央バス東営業所の角を西へ折れる(A地点)。左角は広い営業所の敷地でたくさんバスが止まっている。その先に札幌刑務所があって高い塀沿いに進み、ちょうど右手に東苗穂2条1丁目のバス停がある手前の角を右折する(B地点)。少し行くと左手にふれあいの里東苗穂専用駐車場と看板が出ていて車が止まっている。その角を左折する(C地点)。駐車場の隣が東苗穂オレンジ公園という小さな公園で、駐車場との境のところの鉄柵が切り欠きになっている。その切り欠きの奥の隅に三角点があり、4個の保護石に囲まれた標石が露出している。
今回はすぐに発見できたが場所は公園の敷地外の雑草の中であり、周囲の土付きの草を除けたような跡が見られた。ひょっとしたら雑草繁茂期には草むらに埋もれているのかもしれない。その場合は、切り欠きの奥の角を目印にさがすのがよいだろう(点の記の図面では切り欠きの道路側に三角点表記があるがこれは誤りで、実際の位置は切り欠きの奥)。ここは現在では東苗穂というべき位置だが、より苗穂寄りには「苗穂町」という三角点が別にあるし、古くはこのあたり広い範囲が札幌村苗穂といわれていた。点の記では大元の設置は1913年で、1974年に北東104 mに移転となっている。旧位置はちょうど刑務所の北角交差点付近にあたる(新旧地図マーカー位置)。
〇三等三角点「苗穂」
北緯 43°05′11″.8994
東経 141°23′55″.2785
標高(m) 10.59
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