ロイズタウン駅工事状況

　学園都市線石狩太美駅のあいの里公園寄りに新設がきまったロイズタウン駅の工事がこの春から始まっているので、昨日近くを通ったついでにようすを見てきた。
　駅舎部分はロイズが出資してJRが建設し、駅前整備は当別町が行うという分担になっており、工事も別個になっている。来年春に先行開業予定の駅本体部分は片面ホームおよび駅舎新設に向けての整地が行われ、すでに細長い土台部分が出来上がっている。2月末完成予定だが、吹きさらしの平野部なので冬季の工事は大変だろうから、主要部分は雪が降る前に終えてしまうのだろう。1年遅れて再来年春完成予定の駅前広場も軟弱地盤対策工事ということで全体に盛り土がされていた。こちらは駅前ロータリーと駐車場だけなのであと1年半もかかるとは思えないが、予算的な問題もあるのかもしれない。

　来年春ということで3月のダイヤ改正と同時に開業ということになるのだろう。新駅は太美市街の町外れで、周りはロイズ工場のほかはほとんど何もない。当別町としてはロイズ工場への集客だけでなく、周辺開発と抱き合わせて町おこしにつなげたいところだろう。ちょうど工場のある角には本庄陸男生誕地碑があり、近くには石狩川文学碑もあることだから、本庄陸男文学館でもつくったらどうだろう。地味すぎるか。

 
15線踏切を北へ渡った右手が新駅、左奥にロイズ工場が見える


線路沿いのホームと駅舎用地の土台


工事掲示板


北側の駅前広場用地の盛り土