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2021年9月18日 (土)

推算糸球体濾過量

 先々週の人間ドックの結果報告が届いた。今年は予約を入れるのが遅くなって8月初めに電話したら、午前コースだと2月になりますといわれびっくり。新型コロナ禍で一日の受入数をしぼっているせいかもしれない。それにしても2月とは。午後コースでも年末だというので、ん~そこをなんとかと頼んだらキャンセルによる空き枠を見つけてくれて9月頭にすべりこんだという顛末。たしかに行ってみると待ち人数が少なく、おかげで検査がスピーディーに進んでいた。そういえば昨年もそうだったかも。

 さてその結果報告。腎機能にC判定(要経過観察)がついていた。たしかにいつもクレアチニン値は高くて上限(1.00)ぎりぎりだからなと数値を見たら0.99だった。あれ収まっているじゃん、と思ったらその下のeGFR値が58.9でLマークがついている(標準は60以上)。微妙だなあ、そもそもeGFRとはなんぞや、と調べてみた。eGFRはestimated glemerular filtration rateの略で推算糸球体濾過量とのことだった(rateだから率じゃないのかなという気もするが)。大層な名前だが、要は血中クレアチニン濃度に年齢と性別のファクターを掛けたもので、腎機能の指標としてもちいられている。筋肉で生成する老廃物であるクレアチニン量は年齢によって変化するので、年齢によって補正したということだろう。で、その計算式は次のようだ(男性の場合、女性は0.739を掛ける)。

  eGFR = 194 × Cr-1.094 × Age-0.287 (Cr:血中クレアチニン濃度 mg/dL, Age:年齢)

 どこからどう導出されたものやら知らぬがずいぶん細かいものだ。確かに年齢の係数は負のべき乗なので高年齢ほど小さくなる。どのくらい違うのか試しに計算してみたら、クレアチニン濃度を上限の1.00とすると、70歳(57.3)、60歳(59.9)、50歳(63.1)、40歳(67.3)、30歳(73.1)となった。なるほどね、ぼくはだいたい上限近い値だったので、60歳くらいまでは正常範囲だったのが、年齢が上がるとともに低値の警告灯が点灯したというわけだ。クレアチニン値は筋肉量によって変わるそうなので、当然個人差があり年齢のファクターだけでは判断できないだろう。ぼくはたぶん同年代の人よりも筋肉量は多いだろうから、それを勘案すれば心配するにはあたらないのではないか。まあ11月には定期血液検査で斗南病院へ行くからそのときにきいてみるとしよう。

 

210918
eGFR早見表(日本腎臓学会webページより)

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