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2021年10月

2021年10月31日 (日)

2021.10月の総括

 10月最終日はハロウィーン、とともに今年は総選挙の日。ちゃんと有権者の義務を果たしてきた。受付後の名簿対照のところでパラパラとファイルをめくった係のおっさんが、「かわばたじゅんこさん?」と確認の声をかける。えっ!「じゅんです」、どこに目をつけてるんだか。じゅんこさんに見えるかい。あわてて隣の係員がのぞき込んで読み直してくれたけど、あんなんで大丈夫かあの人。

 衆院選の方はともかく、最高裁判所裁判官国民審査の方はきちんと数人に×をつけてきた。国民が司法権をチェックできる数少ない機会なのに、まったくといっていいほどマスコミは取り上げない。選挙運動ばかり追いかけないでもっときちんと情報を流せばいいのに。

 今年の10月は暖かくおだやかだなと思っていたら、昨年や一昨年よりも気温は低いのだった。山はともかく平地はまだ全然雪が降りそうもないし、これも温暖化の影響か。
 9月に続いて月間走行距離が200キロを超えた。こんなことは過去にない。もちろん毎日走るヒマができたのは最近のことだけど。

 10月の記録 (9月比)
  エクササイズ日数 31 (+2)
  走行距離 (換算km) 219.5 (+9.4)
  総エクササイズ (Ex) 253.7 (-13.3)
  体重 (kg) 66.5 (+0.4)
  体脂肪率 (%) 15.8 (-0.6)

 

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定点観測(林帯が伐採されてスカスカ)

2021年10月29日 (金)

世界最長耐久走

 2,3日前にネットで見たこのニュース。世の中にはいろいろと驚かされるニュースがあるが、これは本当に驚いた。今年一番のニュースかもしれない。すごすぎる。ありえないでしょ。

 アメリカで4989キロ(3100マイル)を52日間以内に走る世界最長の耐久走で、横浜の看護師瀬ノ尾敬済さんが日本人として初めて完走した。最初見たときは、ああトランスアメリカ(大陸横断レース)かと思った。あれ、でも大陸横断はたしか6000キロ以上あるし、第一日本人は何人も完走しているはずだ。と思ってよく見たら、今回のはニューヨーク市内で行われた「シュリチンモイ自己超越3100マイルレース」というやつで、なんと1周約883メートルのコースを5649周するのだそうだ。コースは市内の歩道で通学生や歩行者にまじって走り続けるらしい。

 世界にはトランスアメリカをはじめ、スパルタスロンだのサハラ横断だの過酷なランニングレースはいろいろあるけれど、これはある意味最も過酷なんじゃないだろうか。たかだか900メートル足らずの周回をひたすら毎日毎日まわり続けるのだ。肉体的にはもちろん精神的にも大変だろう。気が狂いそうだ。絶対ぼくには無理。いつものあいの里公園の周回コースは短い内周でも1120メートルある。それでも5周もすれば飽きてしまう。100キロマラソンを走れるのは時々刻々景色が変わっていくから耐えられるのであって、気の紛れようのないたったの883メートルの周回を52日間連続100周以上もするなど想像を絶する。

 しかしこんなレース誰が企画したのか知らないが、参加する人がいるもんなんだ(賛辞です)。瀬ノ尾さんの記録は51日12時間50分52秒だそうだ。いや、タイムなんて関係ないでしょ。ゴール後の談話が、「力を全て出し切った。禅のように何も考えずに走った。ゴールできて夢のようだ」とのこと。禅かあ、そうだろう。無の境地にならないとできることではない。そこらの禅坊主よりよほど修行になったのでは。無条件で尊敬する、お疲れさま。

 

2021年10月28日 (木)

四等三角点「代々木」

 野幌の四等三角点巡り第2回、「弥生」の次は「代々木」。探訪日は2021年10月13日。ここは野幌駅北口からすぐ近く、徒歩5分くらい。

 野幌駅北口ロータリーを右手の方から出て(A地点)、細い駅前通りを北西へ進む。国道12号線に出ると渡った右角がイオンタウン江別というショッピングセンター、左がかわなか公園になっている(B地点)。余談ながら、野幌駅近傍にはこのイオンタウンの他にここの600 mほど東にイオン江別店という大型ショッピングモールがありとても紛らわしい。国道を渡って直進すると、かわなか公園の北角に近い園内通路角、ちょうど右手のイオンタウンの駐車場出入口の向かいあたりに三角点がある。上面舗装が見えていて中心の標石部分は草がかぶっているが、草を除けると容易に標石面が見える。

 点の記によると設置は「弥生」の翌日の2005年8月9日。様式も同じ。公園内設置、地下(保護石なし)・上面舗装とこのあたりの他の四等三角点とまったく同じだ。点名の「代々木」はこのあたりの町名(野幌代々木町)によるものだろう。

〇四等三角点「代々木」
 北緯 43°05′42″.6130
 東経 141°31′26″.5452
 標高(m) 24.83

 

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野幌駅北口正面右の道路(A地点)

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国道12号線を渡る(B地点)

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左手公園奥の園路の角に上部舗装面が見える(矢印位置)

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半分草がかぶっている

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標石

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2021年10月26日 (火)

おめでとうございます

 秋篠宮眞子さんと小室圭さんが本日結婚された。いろいろと紆余曲折があっただけに、ご両人はもちろんのこと支えてきた関係の方々の喜びもひとしおだろう。

 これまで週刊誌やらワイドショーで取りざたされている小室さん側の事情とやらの内容をぼくはほとんど知らないし、眞子さんは一般の方と結婚されるんだなとしか思わない。先日、嵐のだれだかが一般人と結婚するというニュースのときは、メディアは祝福一色で相手の詮索などしていないのに、なんで眞子さんのお相手はこんなにあることないことさらけ出されなければならないのか不思議だ。二人ともいい年の大人なんだし、他人がとやかく口を出す筋合いのものではないと思うが。ネットでは有料記事になっているのが残念だが、朝日新聞の森まゆみの寄稿を紙面で読んで、まさにその通りだと思った。

 というようなことは書かずもがなではあるけれど、ぼくが小室眞子さんに親しみを感じるのは、彼女の誕生日が10月23日の化学の日(制定されたのは最近だけど)で、うちの初孫と同じだからだ。小うるさい日本を離れてどうかアメリカでお幸せにお暮しください。

 

2021年10月24日 (日)

四等三角点「弥生」

 江別市野幌地区の四等三角点巡りの第2回目、前回は函館本線の南東側だったが、今回は北西側。まずは江別市役所の近くの「弥生」。探訪日は2021年10月13日。ぼくは事情があって江別駅から歩いたが、最寄り駅は野幌と江別の間の高砂駅。

 高砂駅の北口(A地点)から出発すると、狭い取り付き通路があって線路沿いの道路に出る。その信号を渡ってそのまま北西方向に直進すると国道12号線に突き当たる(B地点)。ちょうど正面が江別市役所だ。そこを右折して国道を進み、江別5丁目のバス停の先の角を左に入る(C地点)。左角にはセブンイレブンがある。左折するとすぐ右手に弥生公園が見えて、道路沿いの奥の角(西角)近くに表示杭(表面は剥げて表示は脱落している)が立っている。三角点はその道路側の芝生の中にある。この日はたまたま公園の芝刈り作業が行われていて、芝生がきれいに刈られていたのですぐに標石が確認できたが、草が伸びているときは標示杭をたよりに探すことになるかもしれない。

 点の記によると設置は前回探訪した「晃司」や「高砂」とまったく同じ2005年8月8日。様式は同じ公園内設置、地下(保護石なし)・上面舗装とこのあたりの他の四等三角点とまったく同じだ。点名の「弥生」はこのあたりの町名だが、直接的にはおそらく公園名から採られたのではないか。

〇四等三角点「弥生」
 北緯 43°06′24″.1773
 東経 141°32′27″.6976
 標高(m) 14.21

 

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高砂駅北口(A地点)

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北口から取り付き通路の先を進む(A地点)

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国道12号線に突き当たるので右折(B地点、正面は江別市役所)

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江別5丁目のバス停の先を左折(C地点、セブンイレブンの角)

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曲がるとすぐ右手に弥生公園が見える(C地点)

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公園の西角に表示杭が立ち、その道路側に三角点がある(矢印位置)

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標石

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2021年10月23日 (土)

伐採

 先週から家の裏の林帯の伐採作業がはじまって、今日はちょうどわが家の真裏の木が次々に切り倒された。これはあいの里地区樹林維持管理計画という、2018年度から約10年計画であいの里地区の密植しすぎた樹林の整理・間伐を行う作業の一環だ。

 わが家の裏は遊歩道と游水路に挟まれて10 m幅の樹林帯があり、そこには2 m間隔で4列にいろいろな樹種の木が植樹されている。ちょうどこのブログで月末の総括に付している定点観測の写真に写っているのがそれだ。たしかに多少混みあっている感はあるものの、夏場は緑濃くちょうどいい目隠しや日陰になり、冬場は防風林にもなっている。それなりに役に立っていてぼくは好きだが、樹木医の見立てでは密植し過ぎで個々の木の生育が極めて悪く、日中でも暗くて防犯面でも問題があるのだそうだ。それを適当に伐採して整えるというのが今回の計画で、計画図によれば樹林の3/4は切ってしまう間伐というより大幅な伐採だ。

 今週で全体の2/3が終わり、今月のうちには終了しそうだ。伐採が終わった部分はスカスカになってしまっている。素人目にはなんだかせっかくの緑をもったいない気がしてならない。伐られる木だって生きているのだし。そもそも最初に植えたときになんで2 m間隔にしたのだろう。こうなることがわかっていたら最初からもうちょっと疎にしておけばよかっただろうにと思うが。

 

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作業風景

 

2021年10月21日 (木)

江別駅

 近代的な高架の野幌駅を通り過ぎてこんどは終点の江別駅で下車(2021.10.13)。江別市内には何度も来ているが、JR江別駅で乗り降りするのは初めてだ。野幌駅のエントリに書いたように、市の中心は野幌よりに移って石狩川畔に近い江別駅は今となっては町はずれといっていい。駅前はほとんどビルもなく広々と開けている。広い駅前交差点には一応信号があるが、昼前の半端な時間のせいかほとんど車が通らない。とても札幌、旭川、函館、苫小牧、帯広、釧路に次ぐ北海道第7位の人口(2021.4現在)の市の代表駅とは思えない。

 駅舎は典型的な昭和の平屋建物で、こんなノスタルジックな駅は今や札幌近郊では厚別とか篠路くらいしかないのではないか。昔は工場等の専用線がいくつもつながっていた名残りか駅構内も広い。旅客ホームは2面3線の典型的な配線にプラスして駅舎側の札幌寄りに行き止まりの切欠きホームがあって折返し電車が発着する。

 江別駅近くの一部を除いて市街地の碁盤の目が平行四辺形に傾いているとか、駅近くの飛烏山(あすかやま)の字が鳥ではなく烏だとか、江別はいろいろと謎の多いところでもある。そして、駅から徒歩1分の江別神社の裏に貴重な一等三角点がある、というのはまた別の話。

 

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昭和の雰囲気の残る平屋の駅舎

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改札口まわりは意外と近代的

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改札口を入った3番線ホーム(旭川方)

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上り方向には切欠きの4番線があって折返し電車が止まる

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駅から徒歩1分の江別神社

 

2021年10月19日 (火)

白票決定

 第49回衆院選が公示され、31日の投票日へ向けた選挙戦に突入した。ぼくとしては史上最もつまらない選挙の始まりだ。わが北海道2区は4月に補欠選挙があったばかりで、そのときの情けない話は前に書いた。

 さて今回の選挙、予定される候補者は自民1、立民1、維新1の3名という3択。前回(補選をのぞく)まで候補者を立ていた共産党が今回は擁立を見送り、立民の候補者が事実上野党統一候補となっている。というわけで普通ならこの候補に1票を投じるところだけれど、前に書いた理由でそれはない。kojitakenさんなら鼻をつまんで投票というところだろうが、鼻をつまんだっていやだ。かといって自民、維新は論外。となると小選挙区選の行きつく先は白票となる。選挙権を得て以来2年間の在外研究員期間以外はすべての選挙で選挙権を行使してきたが、白票を投じるのは初めてだ。情けないがしかたない。

 ところで、そのkojitakenさんのブログで香川1区の立民候補者の話を読んで感心した。こんな人だったらぼくだって1票を入れたいところだ。残念。

 

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北海道2区の状況(道新電子版より)

 

2021年10月18日 (月)

四等三角点「高砂」

 江別市野幌地区の四等三角点巡り、「晃司」の次は「高砂」、探訪日は同じく2021年10月7日。野幌駅南口からこんどは北東方向へ線路沿いに進む(A地点)。ゆるやかにカーブした道はレンガ造りの商業施設EBRIの前を過ぎ、信号のある交差点に出る(B地点)。交差点を渡って右角が夕鉄バスターミナルになっている。そこを右折して200 mほど歩いて最初の角を左折する(C地点)。曲がるとすぐ右手の先に公園が見える。公園まで野幌駅から歩いて10分程度。道路に面した入口の両側はチェーンを渡した杭で区切られていて、入口から左側の4本目くらいの内側芝地に四角い舗装面が見えている。ちょうど鉄棒(遊具)のはしっこの前あたりだ。中心にかぶっている草をよけるとすぐに標石が顔を出す。

 点の記によると設置は「晃司」とまったく同じ2005年8月8日。高砂はこのあたりの線路の反対側の町名で、こちら側は東野幌か上江別という町名だが、函館本線の野幌と江別の間に1986年に開設された高砂駅に近いことから名づけられたのかもしれない。実際ここは高砂駅から歩いた方が野幌駅からより少し近い。

〇四等三角点「高砂」
 北緯 43°05′43″.3532
 東経 141°32′19″.3129
 標高(m) 24.14

 

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野幌駅南口から北東方向へ(A地点)

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右手に夕鉄バスターミナルのある交差点を右折する(B地点)

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右折して200 mほど先を左に入る(C地点)

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左折すると右奥に公園が見える(C地点)

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さくら公園(入口左のチェーン支柱4本目あたりが三角点)

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チェーン柵と鉄棒の間(かぶっている草をよけたところ)

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標石

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

 

2021年10月16日 (土)

日本で一番高い山は

 クイズにお答えください。
 正解は...、書くまでもないと思うけれど、インターネットで調査したところ正解率はなんと81.3%とのこと。え!ウソでしょ~。2割の人が日本で一番高い山を答えられないって...。

 元記事のネタはそこではなく、日本で2番目に高い山(北岳)、長い川(利根川)、大きい湖(霞ヶ浦)の正答率がいずれも20%以下と低いことを取り上げたものだ。まあそれはわからないでもないけれど、ぼくが驚いたのは1番目の方で、山(富士山、81.3%)、川(信濃川、51.1%)、湖(琵琶湖、70.6%)となっている。百歩譲って長い川や大きな湖はすぐに浮かばないかもしれないけれど、日本で一番高い山がすっと出てこないのは信じがたい。100%とはいわないが、95%以下ということはありえないと思うけどな。

 年齢別にみると60歳以上は96%なのに、年代が下がると徐々に正答率が下がって、20代では68.8%だという。大丈夫か日本の20代。調査は20代以上の男女を対象にインターネットで9/17-24に実施、有効回答数524人とのこと。いったいどういう調査対象を選んでいるんだろう。人数も少ないけれど、それにしてもの結果だ。考えられる原因としては、お気楽な調査なので適当なノリでふざけて答えた、あるい簡単すぎるので引っかけではと考えすぎた、とかだろうか。それとも高校入試(いや中学入試か)でもこのていどの正答率なのだろうか。

 このていどの調査のいいかげんさともいえるかもしれないな。そういえば都道府県の魅力度ランキングてのがあって、どこかの下位県の知事が結果に怒って法的措置も辞さないと言ったとか言わないとかニュースになっていた。そんなランキングをする方もする方だと思うが、富士山も答えられないような人を集めての調査に、まじめに取り合う必要はまったくないと思うよ。

 

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年代別の1位の知名度(ITmediaビジネスONLiNEより)

2021年10月14日 (木)

詰将棋パラダイス2021.10月号

 詰将棋パラダイス10月号、到着日は10月1日。結果稿は7月号分で、高校までは正解だったが短大の4番が解けなかった。持駒なしで考えやすいのだけれど、するりするりとかわされて詰まない。そんな変化が読み切れずに白旗。その代わり大学の3番が解けたのでよしとしよう。大学はなんとほぼ無仕掛けボックス型の相馬康幸氏特集。狭いところでごちゃごちゃやるのはわりと好きなのでずいぶん考えたのだけど、1題しか解けなかった。あとはずっと飛ばして最後のフェアリーランド。またまた6番で見損じ。解説最後の「21歩などで詰んでません」に引っかかったのはぼくだ。全解は逃したものの当選者に選んでいただいた。ありがとうございます。

 さて今月はまず表紙だな。作者名をみてびっくり。解いてみてあまりに易しいのに二度びっくり。そして表紙初登場というのに三度びっくり。まったくびっくり箱だ。表紙は作者のことばで自己紹介にもなるし、同じ人ばかり何度も載せないで毎月新しい人をどんどん載せればいいのに。
 詰棋校の問題はとパラパラとみて短大でむむっと手が止まる。なんと持駒いっぱい特集。どれくらい多いかというと、詰パラの持駒表記は飛飛金金金桂桂歩2のように歩以外は枚数分駒名を書くのが普通なのに、今月はスペースが足りなくて飛角2金3桂4のように歩以外も枚数表記になっているのが2作もある。持駒の多い作品は大の苦手なので、見るだけでげんなり。がんばってもまだ2作しか解けていないし。次は持駒なし特集でもやってほしいものだよ。捨てる神あれば拾う神ありというわけか、うって変わって今月は大学がやさしい。担当者のことばに偽りはない。しかもいずれも解いて楽しい。おおそうかそうかと感心しながらすんなり解けてしまった。短大よりよほど易しいのでお薦めだ。 

 見落としそうなところ、読者サロンの最後に昨年のヤン詰の年間解答成績が載っていた。なんと首位予想が2位タイの9回的中だった。偉そうなことを書くと、首位予想を当てるコツは自分の好みを捨てることだな。これはいい、首位だ、と思うのはおいといて、どれが万人受けしそうかを予想する。自分の中の順位ではなく解答者全員の順位を当てるのだから当然といえば当然だけど。などといいながら、今号の結果稿では見事にはずしてるし...。

 今月号は半期賞の発表。作品の部はああこれねという作品ばかりで納得の陣容。高校はあの鈴川氏作高25なのか。作者のことばに「2本の香打が相当難解になってしまい、苦労された解答者の方々にはちょっと申し訳ないことをしました」とあって、苦笑しきり。作者が申し訳ながる必要はないと思うが、今期の短11のようなやさしく楽しい作品もどんどん発表してください。解答の部はぼくは小学校でチョンボしたので全解は中学と高校だけだった。高校は3期ぶりだ。惜しかったのが短大。短大の全解はぼくには難しく、今回は初受賞のチャンスだったのに1題だけ間違えた。もうこんなことはないだろうな。

 あとひとつだけ、ぼくには関係ないことだけどp.79に大学院10の結果稿(8月号掲載)の採点の訂正というのが載っていた。8月号p.85の途中図1は73同とと王手したところ。作意は同玉と取って74とと王手するのだが、いったん84玉とよろけて75とに73玉と逃げてから74ととすると2手延びる。ところがこの場合73玉の局面で作意では65にいたと金が75に動いているので、63ととする早詰み順が成立する。つまり84玉とよろけるのは早く詰む変化であって、上記の作意に収斂して2手延びる手順は変化別詰(変別)ということになる。変別は誤解というのが定説になっているが、このケースは手順が2手長い迂回だけであってその前後の手順はまったく変わりはなく、119手という長編のごく一部なので、担当の堀内さんは考えた末に8月号では救済したのだった。それが変別は誤解という厳格な編集部の判断によって今号でくつがえされた。
 ぼくも変別には泣かされてきたからいうわけではないけれど、なんだかなあと思う。今回バツにされた人は、この2手の迂回手順だけであとはちゃんと解けているのだ。これが落とすための入学試験ならバツだろう。だけど通すための定期試験ならマルじゃないだろうか。ぼく(元教師)ならマルにするよ。それもいったん担当がマルにしたものをわざわざくつがえすとは。担当の裁量というには逸脱しているというのかなあ。どこかからクレームがついたのだろうか。詰棋校は解答競争だから厳格にというのはわかるけど、ちょっと度量が狭いのでは。

 長くなったので今月の1作は短いものを。小学校1番大崎壮太郎氏作の5手詰。角を引き、角を戻し、再度引いて中途で止める、これだけ。単なる邪魔駒消去といえばそれまでだが、いずれも香と龍という線駒の効きを遮るように動かすのが芸だ。難しいだけで何がいいたいんだかみたいな作品が多い中で、この作者の作品は狙いが明確で解いて納得できるので好きだ。しかもあまり難しくないのもうれしい。

 

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詰将棋パラダイス2021年7月号
小学校1 大崎壮太郎氏作

2021年10月13日 (水)

四等三角点「晃司」

 江別市野幌地区の四等三角点巡り、次は「晃司」、探訪日は同じく2021年10月7日。野幌駅南口から線路沿いの道を南西に向かうところは「松笠」と同じ。400 mくらい進むと白樺通との大きな交差点があり、前回は直進したがここを左折する(A地点)。白樺通(道道1005号)を600 mくらい進むと、右手角にファミリーマートのある信号交差点が見えてくるので、その1本手前の道を左折する(B地点)。ちなみにファミリーマートの角(C地点)を右折してまっすぐ行くと「松笠」のときのC地点に出る。左折してゆるやかな下り坂の突き当りがもみじ公園で、三角点は入口の公園名板の真下に露出している。

 点の記によると設置は「松笠」とほぼ同じ2005年8月。ただし、こちらは2007年に一度移設されている。これは推測だが、元からこの公園内に設置されていたものが、公園の造作変更等によって位置がずらされたのではないかと思う。同時期に設置された他の近隣の四等三角点と同様に公園内にあって、地下、上部舗装、保護石なしという共通の様式をしていながら、ここは標石が上部舗装面の内枠に対して斜めに埋まっていてかつ地上に突き出しているという違いがあるのは、この移設によって変化したためではないか。謎なのは「晃司(こうじ)」という点名だ。近隣にこんな地名はなく公園名でもない。どうみても人名のようだがどんな由来なのだろう。

〇四等三角点「晃司」
 北緯 43°05′10″.5385
 東経 141°31′53″.3730
 標高(m) 28.76

 

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野幌駅南口から線路沿いを南西方向へ歩き、白樺通の交差点を左折(A地点)

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白樺通を進んでファミマの手前の左折点(B地点)

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左折すると正面の突き当り(ゴミ収集車の後ろ)が公園(B地点)

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突き当りのもみじ公園入口

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公園名の表示板の真下に標石と上部舗装が見えている

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周囲の舗装面と斜めになっている標石

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2021年10月12日 (火)

四等三角点「松笠」

 国土測量のために全国を網羅して古い時代に設置された三等までの三角点とは異なり、四等三角点は近年になってその土地土地の必要性によって設置されたためか、場所によってばらつきがありスタイルもさまざまだ。普通は農耕地に多いように見えるが、なぜか市街地にまとまって設けられているところもあり、以前訪問した「若草」のある苫小牧市街地や、今回訪れた江別市街地がそれにあたる。野幌駅近くにあるそんな四等三角点をいくつか探訪してきた。

 最初は「松笠」、探訪日は2021年10月7日。JR函館本線野幌駅に下車。新しく立派な高架駅の南口へ出て(A地点)、線路に沿った道を札幌方向へ戻る方向に歩く。左手に野幌幼稚園、若葉保育園を見て進み、道央自動車道の上を越えると1.5キロほどでセイコーマートの角に出る(B地点)。そこを左折してゆるやかな上り坂を突き当りまで行って右手に入る(C地点)。右に曲がるとすぐ先の右奥に公園がみえる。そこがまつかさ公園で、三角点は公園内の手前角にある。

 囲いの内側の芝生の中に上部舗装面が見えていて、くりぬかれた真ん中は土がかぶって雑草が生えている。移植ごてで土と草を除いてやるとすぐに標石の上面が現れた。点の記によると設置は2005年と新しい。同時期に設置された江別市街地の四等三角点群はほとんどが公園内で、地下、上部舗装、保護石なしという共通形態をしている(地下というのは標石が上面まで埋設されている意味で、標石上面と周りの舗装面は地表上にあり見つけられる)。「松笠」という点名はおそらく地名ではなくて、没個性な公園名に由来するのだろう。せめて野幌若葉町からとって「若葉」とでもすればいいのに。

〇四等三角点「松笠」
 北緯 43°04′43″.8451
 東経 141°31′19″.9960
 標高(m) 46.04

 

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野幌駅南口から線路沿いを南西方向へ(A地点)

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セイコーマートの角(B地点)

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角を曲がると道はゆるやかに上ってゆく(B地点)

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突き当りを右に入る(C地点)

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曲がった先の正面右奥にまつかさ公園が見える(C地点)

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公園の手前角の芝生に上部舗装面が見える(矢印)

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反対側から来た道路側を見たところ

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上部舗装面に囲まれた標石上面(草を除いた後)

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2021年10月10日 (日)

旧新宮村

 そういえば眞鍋氏の受賞について、四国中央市の市長が大変誇らしいというようなコメントを出していた。90年前に四国中央などという奇天烈な名前の町はなかろうと調べてみたら、旧新宮村(その当時は新立村)のご出身で、村でただ1軒の医者の家だったそうだ。新宮村か懐かしいな、すごい山の中のお生まれなんだな。などと知ったふうなことを書いているが、じつはぼくも新宮の名前を知ったのは最近のことだ。ぼくは鉄道ファンで全国の鉄道にすべて乗った奇矯な人間なので、全国各地の地名にはだいたいなじみがあるのだが、ここは知らなかった。鉄道に乗って実地に地理をおぼえたということは裏を返せば鉄道が通っていない場所には疎いということで、まさに新宮村がそうだ。

 四国山地を縦断して瀬戸内から高知へ向かう道は、JR土讃線、国道32号線とも吉野川沿いに大歩危小歩危の難所を抜けている。しかしその昔の土佐街道はそこではなく、山ひとつ隔てた西側の谷を新宮、馬立を通って大豊へ抜けていた。現在の高知自動車道がほぼそこをなぞっていて、新宮にはインターチェンジもある。ぼくが新宮を知ったのは四国へお遍路に通うようになって、何度か神戸から高速バスで高知入りしたときに通ったからだ。長大トンネルが連続し人跡稀なとも思える山の中にインターチェンジがあって、なんでこんなところにと思ったものだ。その後別格札所巡りで仙龍寺に行ったときに、伊予三島から新宮行きの数少ないバスに途中まで乗ったこともある。というようなことを懐かしく思い出したというわけだ。

 

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仙龍寺近くの銅山川新宮ダム湖(2019.10.25)

2021年10月 9日 (土)

ノーベル賞週間2021

 まだ経済学賞の発表が残っているけれど、何かと騒がしいノーベル賞週間が終わった。毎年毎年日本人が取るとしたら誰かと盛り上がり、実際に受賞したとなるとしばらくはそのニュースでもちきりになる。それも受賞業績内容よりも、その人となりだとか生い立ちだとか研究スタイルからはては日本の科学研究政策にいたるまで、隅から隅まで掘り起こしてテレビやら週刊誌をにぎわせる。受賞に足る研究業績であれば個人の出身や国籍にかかわらずきちんと報道する意味があると思うが、日本人以外の受賞内容については通り一遍の捨て記事にしかならない。これは国民性というより日本のメディアの低劣さの表れだろうが、まあ今さらとやかくいってもしょうがない。

 それはとにかく、今年の科学三賞は以下の通り。

生理学・医学賞
 温感と触覚の受容体の発見
  デビッド・ジュリアス
  アーデム・パタプティアン

物理学賞
 複雑な物理システムの理解への画期的な貢献
  シュクロウ・マナベ
  クラウス・ハッセルマン
  ジョルジョ・パリージ

化学賞
 不斉有機触媒の開発
  ベンジャミン・リスト
  デイヴィッド・マクミラン

 いずれも興味深いが(あ、いや物理は理解できません...)、やはり化学賞だろうな。不斉有機触媒と聞いたときは、あれなんだろうと思った。頭に浮かんだのは20年前の野依、シャープレス、ノールズだけど、それとはもちろん別だろうし。恥ずかしながら受賞者の名前をみても何やっている人かわからない。ノーベル賞機構のサイトから科学的背景のページをみるとエナミンとイミニウムイオンを介した有機触媒というpdfがあり、その最初にプロリン触媒による不斉アルドール反応が載っていてやっと得心した。ああ、あれか。確かにこれは日常的によく見るしもう確立された手法といえるうえに、創薬面への応用なども評価されてのことだろう。ただ、アミノ酸を不斉源にする不斉誘導はいろいろあるので、どこを切り取るかは難しい面もあるだろうな。今回の受賞者は2名だったし、あと1人誰か入れてもよさそうな気もする。

 さて、受賞者の1人リスト氏はなんと北大の何とかいう舌を噛みそうな名前の国際研究拠点の特任教授なのだという。それで一部で北大北大と騒いでいる人がいたのか。まあ招聘された特任教授だの客員教授というのは主体がこちらにあるわけではないので、単にかすっただけであり別に北大の栄誉とはいえないだろうけど。かすっただけといえば、物理学賞の真鍋氏は日本出身だけど1950年代からアメリカに移住して米国籍も取得している人なので、こちらも一部で騒いでいる人がいるけれど、アメリカにいたからこそ達成できた研究業績ということに間違いないと思うが。

 

2021年10月 7日 (木)

野幌駅

 今日は久しぶりにJRに乗ってお隣の江別市へ。野幌駅で下車して付近をうろついてきた。もちろん目的は三角点なのでそれはまた後ほど。
 札幌から近いのに野幌駅に下車したのはなんと初めてだ。近年住宅地が増え、商業施設なども多く、江別市の事実上の中心はこちらに移っているかのようだ。JRの乗車人員(約6400)も江別(約3600)より2倍近く多い。駅付近は高架化され、高架駅が2011年に開業、北口、南口ともきれいに整備されている。駅に降り立ってみると想像以上にりっぱできれいなのに驚いた。若々しいこれからの街というイメージで、江別市の軸足がこちらへ移りつつあるというのもうなずける。駅の正面は古くからの街でバスも発着する北口だが、今回は南口をメインに歩いてみた。

 野幌といえば、その昔はここから栗山を経て夕張本町までをつなぐ夕張鉄道の起点だった。その夕張鉄道が廃止になってもう50年近くになるが、廃止後もしばらく函館本線の車窓から野幌を出てすぐの右手に夕鉄時代の腕木式信号機が立っているのが見えたものだ。そのシンボルともいうべき信号機が現在は旧線路跡を道路化したきらら街道沿いに移設して保存されている。そしてこの近辺に見るべきものがもうひとつ。野幌駅から北東にすすみそのきらら街道の分岐点のところに何やらブルーシートに覆われた怪しげな物体が線路に乗っている。Googleマップには雄別炭鉱茂尻鉱業所102号機と書かれている。夕鉄ではなく雄鉄の蒸機がなんでこんなところにあるのだろう。移設されてからずっとシートで覆われたままらしいが、貴重な保存車両だろうしきちんと展示するなりしてほしいと思うけど。

 

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高架下の近代的な改札口

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バスが発着する駅北口の威容

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特産のレンガのモニュメント(北口)

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駅南口、大時計下が南北連絡通路

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きらら街道(旧夕張鉄道跡)沿いの腕木式信号機

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同上説明板

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きらら街道分岐にある謎の保存機
(旧雄別炭鉱茂尻鉱業所102号機という)

2021年10月 6日 (水)

勝手踏切

 いささか旧聞に属することだけれど、山添拓参院議員が埼玉県の秩父鉄道で勝手踏切を横断したかどで鉄道営業法違反で書類送検された話。これはちょっと考えさせられるニュースなので取りあげようと思っていながら時機を逸していた。といっても、リンクを張った記事にあるように、山添氏が共産党議員だからどうこうという話ではない。

 勝手踏切とは正規の踏切ではなく、多くは地域住民が通行の利便のためにつくった踏切のことで、今年1月の調査では全国に1万7千ヶ所以上あるそうだ。もちろん勝手踏切といっても単なる踏み分け道みたいなものから、板を渡してそれらしくしたものまでいろいろで、きちんとした定義はないので、実数は把握しきれていないというのが実情だろう。正規の踏切が2019年度で約3万3千ヶ所というから、大ざっぱにいってすべての踏切の1/3は勝手踏切ということになる。ずいぶん多いものだ。ちなみに北海道はたったの24ヶ所だそうで、いくらなんでももっとある気がする。

 鉄道事業者にしてみれば安全面から到底容認できるものではないことはよくわかる。正規の踏切ですら事故が多発しており、現在では特別の例外を除けば新線建設時も含め踏切新規設置は認められていないくらいだ。万一事故でもあれば大ごとで、勝手踏切だから自己責任と突っぱねるわけにもいかないだろう。さりとて、沿線住民特に高齢者にしてみれば裏の畑に行くのに毎回遠くの正規踏切まで大回りするのも難儀だし、ということになる。必要悪とまではいわないにしても、苦々しい思いをしながらもあまり強くも言えず黙認というのが正直なところではないか。

 ところで今回の話が気になるのは、山添氏が地域住民ではなく、訪問者というか鉄道ファンであり鉄道写真を撮る目的だったということだ。近年、いわゆる撮り鉄が線路近くにはいり込んで物議をかもすことが多い。やれ畑を踏み荒らしただの、勝手に木を切っただのととかく評判が悪い。そんな鉄道ファンが地元の勝手踏切をそれこそ勝手に渡ることもよくあるだろうし、鉄道会社のみならず、地域住民も迷惑することも多いだろう。だから、勝手踏切というのは地元の人がやむにやまれずということでお目こぼしされているのであって、誰もが勝手にということではないのだという判断なのかもしれない。今回の山添氏が特に悪質だったとは思えないが、場合によっては警察沙汰になることもあるよという警鐘なのだろう。

 しかし他人事ではない。ぼくも高校時代はよくいなかへ鉄道写真を撮りに行った。そんなときは勝手踏切どころか何もないところで線路を渡ったり線路際を歩いたりしたことなどしょっちゅうだった。もう時効だろうと思うけど、こういうニュースを聞くとごめんなさいとしかいえない。

 

2021年10月 4日 (月)

コルチカム

 うちは秋の花が少ないので、10月に入ると庭の花もそろそろおしまいだ。そのなかで今が盛りといえるのがコルチカム(イヌサフラン)。ピンクの大輪の花はとても美しいのだが、花茎が弱くて雨や風ですぐにくたっと倒れてしまうのが玉に瑕。うちのはジャイアントという大型種なので特に倒れやすい。ほんとうはよその家にあるような小型で花色の濃い種がほしかったのだけど、近所のホームセンターにはこの球根しか売っていなかった。
 その子どもの握りこぶしほどもある大きな球根を1個買ってきたのが2年前。2季が過ぎて今年の夏に掘ってみたら、あのテトラポッドというか鶏の足というか独特の形の球根がそれもほどほどの大きさのが8個も採れた。今咲いているのはそれを植えなおしたもの。花が終わって翌春に出る葉はつやつやして旺盛に茂るせいか、ずいぶん再生産性がいいものだ。しかしあの複雑な形状の子球がたくさん増えるのは、単なる分球とは思えないしどういう仕かけになっているのだろう。
 ともあれコルチカムが咲き出すと秋もたけなわ。今日はもう気の早い雪虫が飛んでいた。秋の花はこのあと本家のサフランがあるけれど、うちでは年によっては蕾が開かないうちに雪に埋もれてしまうことがある。今年は花が見られるかな。

 

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コルチカム ザ・ジャイアント

2021年10月 3日 (日)

四等三角点「石狩下」

 当別町太美の「二十三線」から「八幡」を自転車で巡った数日後、今度は石狩旧市街にある二等三角点「石狩」へ探訪に出かけた。二等三角点は平野部には数少ないので、これまで「当別太」、「獅子内」、「勇払」の3ヶ所しか行っていない。石狩の墓地の中だしすぐに見つかるだろうと軽く考えて行ってみたら、あにはからんやものすごい灌木の薮の中で近づくことすらできなかった。三角点というものが現状いかに利用されていないかがよくわかる。というわけであえなく敗退。が、そこへ行く前に通りがかりに「石狩下」という四等三角点へ寄ってみたら、こちらはあまり期待してなかったのだけれどその片鱗を見つけることができたので、そっちの話を書いておく。

 探訪日は2021年9月11日。場所は石狩旧市街へつながる道道225号線沿いで、公共交通機関だと道道225号線を通る中央バス札幌ターミナルから石狩行きで整備工場前下車、進行方向100 m先になる。ぼくは自転車で行ったので、以前「大橋南」に行ったときに通った道道508号線から「大橋南」の入口(A地点)をそのまま直進して、石狩河口橋のたもとで国道231号線を渡ってさらに直進し、道道225号線に突き当たったT字路(B地点)を左折した。三角点は左折してすぐ右の角だ。

 四等点であるしたぶん草に埋もれてわからないだろうと思っていたが、草むらを歩いてみるとなんと国土地理院と書いた標示杭が刺さっていた。お、と思って周囲をさがしたがそれらしいものはない。と、杭から真西の方向に地面の凹みがあって、そこに丸い自然石が見えている。草むらの凹みにこんな石があるのは不自然だなとその凹みを少し移植ごてで掘ってみたところ、石の横にセメントで固めた平面がつながっているのがわかった。ははーん、これは三角点の周囲を囲む舗装の一部で、見えている石は保護石なのでは。点の記の保護石4個上部舗装という表記にも合致する。とすればその横を掘れば標石があるはずだが、いかんせん凹みの横を掘らなければならず持参の道具では無理だった。スコップがあればと思うが、一応民家の近くではあるしそれではまるで怪しい人になってしまう。まあよしとしよう。点の記では設置が1974年となっていて、移転等の履歴はない。

〇四等三角点「石狩下」
 北緯 43°13′40″.4345
 東経 141°20′27″.4604
 標高(m) 4.97

 

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石狩河口橋交差点を越えた突き当り
(B地点、正面を横に走るのが道道225号)

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三角点のある角を南側から見る(正面の交差点がB地点)

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草に埋もれている標示杭(矢印)

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表示杭の少し西側にくぼ地がある(矢印)

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くぼ地の底の保護石(矢印)と左側に上部舗装面

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位置図(国土地理院地図(電子国土web)に一部記入)

2021年10月 1日 (金)

とうとう引退発表

 引退ということで白鵬の話を書こうと思っていたら、突然思いがけないニュースが飛び込んできたので急遽そっちに変更。いや、思いがけないというのとは違うかもしれないな、大方の人はああやっぱりと思ったに違いない。北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が今シーズン限りでの現役引退を発表した。昼の全国ニュースでも報じられていたから、けっこうインパクトのあるニュースということなのだろうけど、そのことがこの人の背負ってきた重荷を物語っている気もして複雑だ。

 鳴り物入りでプロ入りしてもう11シーズン経ったのか。通算成績が15勝26敗、そのうち1年目に6勝、2年目に5勝を挙げたから、その後の9シーズンでは4勝しかできなかったことになる。よくも11年も現役を続けられたものだ。並の選手ならとっくにトレードか戦力外になっていただろうに。ここ数年はほとんど1軍に上がってこられなかったし、オフになると、え、また契約更改したの、という状況だったしな。

 ファイターズファンというより北海道民にとっては、斎藤佑樹選手といえば早実時代の2006年夏の甲子園での田中将大投手擁する駒大苫小牧との死闘の印象があまりにも強い。延長15回引き分け再試合の最終回、最後の打者が田中という絵にかいたような幕切れだった。その後、早大に進学して大学野球でも活躍したけれど、いつまでも斎藤といえばマー君に投げ勝ったハンカチ王子というイメージだった。ぼくは結局生の投球を見たことがないまま終わってしまった。本人としてはプロ入り以降は不本意な野球人生だったかもしれないが、それも済んだことだ。お疲れさま。

 

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北海道日本ハムファイターズ投手の斎藤佑樹。横浜スタジアムにて。(Wikipediaより)

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