江別駅
近代的な高架の野幌駅を通り過ぎてこんどは終点の江別駅で下車(2021.10.13)。江別市内には何度も来ているが、JR江別駅で乗り降りするのは初めてだ。野幌駅のエントリに書いたように、市の中心は野幌よりに移って石狩川畔に近い江別駅は今となっては町はずれといっていい。駅前はほとんどビルもなく広々と開けている。広い駅前交差点には一応信号があるが、昼前の半端な時間のせいかほとんど車が通らない。とても札幌、旭川、函館、苫小牧、帯広、釧路に次ぐ北海道第7位の人口(2021.4現在)の市の代表駅とは思えない。
駅舎は典型的な昭和の平屋建物で、こんなノスタルジックな駅は今や札幌近郊では厚別とか篠路くらいしかないのではないか。昔は工場等の専用線がいくつもつながっていた名残りか駅構内も広い。旅客ホームは2面3線の典型的な配線にプラスして駅舎側の札幌寄りに行き止まりの切欠きホームがあって折返し電車が発着する。
江別駅近くの一部を除いて市街地の碁盤の目が平行四辺形に傾いているとか、駅近くの飛烏山(あすかやま)の字が鳥ではなく烏だとか、江別はいろいろと謎の多いところでもある。そして、駅から徒歩1分の江別神社の裏に貴重な一等三角点がある、というのはまた別の話。
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